元マリノスの水沼氏、マリノスコーチに就任。
13年位前。なんの試合だったかさえ覚えてないけど
この人の出した地味なパスになぜか目を奪われて、それでサッカーを好きになった。
それから割とすぐに引退しちゃってタレントになっちゃったけど。
ほんとは、指導者になるのを願ってた。待ってた。
そこにこのニュース。嬉しくて嬉しくて飛び跳ねたもんね。
バティが引退した時、凄まじくショックで悲しくて。
ヒーローは永遠にヒーローになっちまったよと時の流れに寂しさを覚えた。
だけど彼は指導者の道を選んだ。
嬉しかった。
彼の背中を見てサッカーを始めた子が、彼の指導を受けてフィールドに立つ。
アルゼンチン代表のユニフォームを着て。
時代は巡る。終わらない。
そんな風に思って嬉しかった。
元サンフレッチェの森保の引退も悲しかったし、今年の沢登の引退も大ショック。
私にサッカーの楽しさを教えてくれた人たちはもう皆フィールドにはいないけど
彼等の背中に憧れた人たちが今、フィールドに立ってる。
12年とか13年とか、決して短くない間サッカーを好きでい続けて、いっぱい寂しい思いをしてるけど
それ以上に新しい発見とか出会いがあって、そのたびにサッカーを好きだと思うんだ。
水沼の息子はU-15。森保の息子はU-14。
もうそんな時代なんだよな、と思いつつ、10年後の未来もきっと私は緑のフィールドを見てるよ。