2007/06/18

音楽を聴くことができるということ。

TEMPLE TAILというバンドのドラマーさんの脱退が発表になりました。
音源は持ってるけど、ライブはアコースティックスタイルしか観たことないくらいの浅いリスナーなので
凹む立場でもないとは思うんだが、やっぱりちょっとは凹むんだわ。
この前のライブ行けばよかったよ、と後悔。


んで、このバンドもHPの脱退文だけで脱退にまつわるエトセトラはさっくりと終了の模様なのね。
昨日のライブからはサポドラム入れた模様。
勿論、そういうバンドは多いのよ。多数派よ。マジョリティよ。
それでいいとも思うのよ。
そいつが抜けてもバンドは転がっていかなきゃいけないんだから。
いなくなる人間じゃなく、残された人間がバンドをやるんだから。
だから、言い方悪いけど脱退ごときで止まっちゃいけなくて。
とにかくそんな壁はとっとと越えなきゃいけないわけでさ。
そりゃ脱退にまつわるモノなんてあっさり派が主流になるよ。

んで、それで。
思い出したのはやっぱりあの冬の下北と高知だったんだ。


あんなクソ長い脱退文をメンバー全員分掲載してさ。
最後のツアー全部やりきってさ。
日記だっていっぱいアップしてくれてさ。
どんだけファンに対して誠実でいてくれたんだろうな、と。

勿論メムバー自身が一つ一つ終わらせていく為に、覚悟する為に
何かを確かめる為に、あのツアーは必要だったんだろう。高知なんてほんとにそういう感じだった。
だけど、ツアー後の味気ない一文ではなく、ちゃんとツアー前に公表して、一緒に背負わせてくれた。
ギリギリ覚悟するだけの時間をくれて、最後まで笑って大好きな音楽一緒にやってくれた。

伝えるべきは、「ありがとう」だった。
「またね」よりも、「ありがとう」だった。

こんな最高のバンドのファンでいることは、自分にとっても『誇れること』だって気付きました。



……ここまでは、ミクシの日記を若干修正して転載したもの。下記が追記です。



ケンシの日記で、脱退したドラマーのカホさんがドラム自体を辞めることを知りました。

スティックを置く、とケンシが書いたのは、彼女がドラムで生きていくことを諦めたということだろう。

『諦めた』という表現が正しいのかはわからないけれど、だけどもう彼女のドラムを聴くことは多分叶わない。


その人の人生はその人のもので、いくらこっちがファンで、その人がやる音楽が大好きだからって

その人が、音楽をやることを強制することなんてできない。絶対に。

音楽で食っていくことを選択するのも、音楽を人生の傍らに置いておくことを選択するのも、その人だ。


ファンにできることは願うことだけだ。

その人がずっと音楽を好きでいてくれるように。音楽を好きなうちはずっと音楽を続けてくれるように。


んで、たとえ音楽を辞めてしまっても。

鳴らした音は消えないし、それをこれからも好きでいる人がいることを知っていて欲しいと思う。



あの日、川崎のほんの30分のフリーライブだったけど。

自由に歌うケンシを見て、嬉しかったんだ。7年ぶりのケンシはとても穏やかで、笑ってて、自由で、音楽やってた。

ケンシの声と一緒に聞こえてきたドラム、楽しそうに歌ってた。ありがとう。おつかれさまでした。

あのライブ、すごく楽しかった。嬉しかった。忘れないよ。



2007/06/13

ネタがないから箇条書き

・『グレートマエカワ』『雨男』で検索かけてこのブログに来た人

 いくらなんでもピンポイントすぎるだろ!w


・秦基博の無料ライブ当たった

 J-WAVEの公開収録です。ばんざーい。


・秦基博の新曲よかった

 ドラム山木さんかよ!ライブは坂田さんだしすげえ恵まれてるよな。いいな、オーガスタ。

 同じ年だからかなー。なんか凄くリアルで、聴いててドキドキする。


・Jackson vibeの「待ちぼうけ」

 よかった。5枚連続のCDでは総合力で一番だったかも。ユーミンのカバーのアレンジがすげかった。

 っつか、このCDレコーディングしたのいつ頃だろ。『ふっきったなジャクソン』な感じがする。

 なんとなく、鳴りが違う。


・明後日はノーリグ

 観る度に上手くなってるからライブ観るのが楽しみで仕方ない。

 乙女モードで出撃します。これは恋?


・旅に出たい

 帰ってきたばっかりだけどな。行きたい場所がまだまだあるのだよ。


・飲みに行きたい

 聴きそびれたことがいくつかあるんで。


・仙台遠い

 夜行バスで「深夜高速」を聴くことにしよう。




…仕事します。だめだ。ほんとに終わらない…orz



2007/06/12

何でも屋、はじめました。

無職の醍醐味である一人旅を終え、数々のミラクルを体験し、飲酒量も更新。

ただの飲んだくれに成り下がるわけにもいかないので、ライブへ(そこでも飲むけど

今年上半期のハイライトともいえるJackson vibeさんの渋谷ワンマンも終わり、レポも書き終え。

さあ、次に何しようと言うところで舞い込んできた仕事の依頼。


っつーことで久々にプレスリリースを書いたりチラシを作ったりしてます。

『縁』っつー言葉の意味をしみじみ噛み締めてます。原稿終わらなくて泣きそうだけど!



とりあえず、ジャクソンとレディキャロという夢の対バン(+STANCE PUNKSも!)を観る為に

仙台までの交通費を稼ぎます。だってベーシスト夢の共演。タイプ全然違うけど。

あ、でもやっぱりベース側はウエノギャルで大混雑なのかな。

ギター側で観た方がいいのかな……人生で二度目の橋谷さん側で壊れるのもまたありか。

いい加減耳の偏りすぎを何とかしないとちゃんとした議論もできそうにない…orz


アウェイかな。アウェイなのかな、やっぱり。橋谷さんは『どアウェー』だと言っていたが。

アウェイはもう楽しんだモン勝ちだと思うのよ。どんなバンドでも基本的には踊り狂う俺様的には。

…でもまだチケット余ってるんだぜ!皆来ればいいんだぜ!



2007/06/09

Jackson vibe@渋谷クアトロ

いつものようにベース側に行こうと決めてた今回のライブ。
整理番号が素晴らしくよかったので、ベース真正面最前列という
『リバウンド王様ガン見席』をゲットしてしまったので、ライブの後、橋谷さんに


「ずっとベース観てたよね。俺が煽りに来たときも。うん。ずっと観てたよね。」


と指摘されるほどにベースとドラムばかりを観てました。
位置的にもベースラインがすげえよく聴こえる場所だったし
耳も目もおっかけちゃってしょうがなかったんです。
ごめんなさい。次はギターを見つめますw


っつーことで、こんばんは。リズム隊フェチのヒライナツメ@セトリの人です。
以下、渋谷ライブ全曲レポ。


・朝焼けの旅路
今までの手拍子→カウントではなく、インタールードからの曲イン。
このイントロがすげえかっこいいんだわ。
いい意味でも悪い意味でも荒い。『ライブ』って感じ。
CDには入れられない音だと思った。


・浪漫PEOPLE
畳み掛けるようにきたきた!
変則リズムをささえるごんぶとビート。ベースソロ最高。
PVで見切れてるのほんとにもったいないよ!w
このあたりからベースラインばっかり耳で追っかけるようになったので以後、レポが偏りますw


・桜
『浪漫PEOPLE』とは対照的な、シンプルなストロークが映えるリズム隊。
グロさんの力強い声に、胸が熱くなる。
「春に躓いた人の為に」っつって唄ってくれたのが、忘れもしない3月30日。
今年の東京初ライブで、私がクビ決定した日でw
あの日よりも力強く、逞しく響く。たった2ヶ月ちょっとでジャクソン、化けたなあ。


・案ずるな
高知のラストライブぶりーーーーー!
あの日、須川さんが「笑顔で音楽やりましょう」って言って始まった通り、今日も皆笑顔。
この力強い音と、疾走感がジャクソンの持ち味。
今は『疾走』っつーより『爆走』だと思うがなw
すごく『ラフ』だと思う。絶対CDには入らない音だけど、だからこそライブが楽しい。


・恋の作法
ここでこの曲?と客もびっくりしてるようだった。
んで、その驚きはすぐに『嬉しさ』に変わる。
キラキラのポップロック。ベースとドラムの厚みのおかげで
ただのポップスじゃなくて、思いっきりロック。大サビ前のフィルインが気持ちよくはまった!


・待ちぼうけ
一発目の唄いだし。グロさんのボーカリストとしての凄さっつか。
声の豊かさは天性のものだと思うけど、伸びがたまらん。
「Honey honey」っつー若干投げやりなwコーラスもよし。
ああ、でも須川さんいなくなってコーラス弱くなったよな、とそれは決定的に思う。
橋谷さんも佐藤さんも頑張ってるし、ハコの音響もあるかもしれないけど
だけど絶対コーラス弱くなってると思う。


・君に胸キュン
YMOのカバーを選んだのは誰だよ、と突っ込みたくなるw
でも、『ラブリー』といいこういうのジャクソン上手いんだよな。
歌謡曲らしさを消さず、でも古臭くなく面白いと単純に思う。
またグロさんの声が合うんだ、これが。


・Sunnyday sunday
自分で作った曲なんだから唄頑張れよw、ということで佐藤さんとグロさんの掛け合い。
佐藤さんの柔らかい声は好みだと思った。
割と淡々とした曲なのにベースラインはすごく唄ってていいな。
『自転車』といい、佐藤さんは淡々とした曲を作るイメージがあるんだけど
よく聴くとすげえドラマチックなんだよな。


・ピーター
こんなにぎこちないボーカルは観たことがない、と思ったのが福岡w
高知も、やっぱり東京も緊張してたのよくわかったけど
でもやっぱりずっとずっと良くなってたと思うし、このぎこちなさ含めて
ステージで成立させちゃう強引さっつか、強さが今のジャクソンにはあると思う。
ファンからしてみりゃ全然OKな完成度ですよ。贔屓目入ってるけどね。


・あなたの顔が見たい
「渋谷の顔が見たかったー!」というグロさんの言葉からイン。
これもまた淡々とした曲だけど、グロさんがすごくドラマチックに歌い上げる。
CDで聴いてるのと印象が変わりました。
「オーイエー」の投げやりコーラスもすてきw


・外は雨
ここでこの曲?パート2。跳ねるリズム。ベース最高に気持ちいい。身体が揺れる揺れる。
細かいのとかオータさん上手い、と思う。やっぱり。
そしてこの人は基本『走る人』だ。そのラフさが今のジャクソンの音を支えてる。


・ラブリー
オザケンファン歴12年を誇る俺様が一ミリも嫌悪感を抱かなかった最高のアレンジ。
何がいいかって、まず神ベース。とにかく気持ちいいグルーブ。
大サビ前のベースラインがジャズっぽいんだよね。そこで鳥肌。
こんなに飛ぶ『ラブリー』はないってくらい飛んで踊って息切れ。
高知も凄かったけど渋谷も爆発したねー。


・24hour dreaming people
疾走感のある曲はジャクソンの真骨頂。
アルバムのタイトルチューンの新曲。すげえ気持ちいい。
サビを皆で歌えるのも『LIVE SHOW』みたいな感じでいいね。
あの曲と違うのは、重さより速さを重視した感じの音だってことかな。
がしっとはまるブレイクが身体にクる。すげえ気持ちいい!


・バスにとびのれ
力強さが増して、荒々しくなった気がする。
フィルイン気持ちいい。突き上げる拳に力が入った。


・シャラララ
カウントからイン。ちょっと走った気がしたけど楽しい!
ライブ後半戦の爆発ナンバーのオンパレードに冷静に記憶する余裕もなく。
ギターソロ、よかった。今まで聴いた『シャラララ』の中で一番だったかもー?


・言わずとも
ジャクソンファン、発狂wもとい、大喜び。
ほんとに人気の曲なんだなあと実感。そして、忙しい中よく覚えてくれた、オータさんw
Bメロのドラムが気持ちいい。グロさんの声、少し辛そうだけど大丈夫!
最後までちゃんと持ちそうだ。


・さよならヒーロー
しみじみと、いい曲だなあと改めて噛み締めた。
シンプルだけど力強いリズム隊のグルーブと、
橋谷さんの丁寧なギターと、圧倒的なグロさんの声。
オータさんのドラム、抜けがいいのかな。
一音一音粒だって聴こえるっつか。『ラブリー』とかはもっと重かったのに
ここは少しライトに聴こえた気がした。
大サビ前のドラムソロは個人的には「もっと暴れろよオータさん」な感じだったがw
うん、あそこはもちょっと爆発した方が好きだな。
……あれ、直前に見たクハラカズユキさんが重すぎって話か?
��←キュウのバスドラは26インチだそうで。普通のバスドラは22インチだっけ。


・LIFE
この曲、本当に好きだ。初めて聴いたのは去年9月のnestで
その時はアコースティックアレンジだったんだけど。
ドラムがすごく好きで。唄ってるベースが好きで。
「ピカピカのレコード 溝がなきゃ 聴こえねえ」
の、グロさんの声の伸びがすごく気持ちよかった。少し苦しそうだったけど、伸びてた。
んで、そのあとのギターソロの音が綺麗でだいすき。
大サビ前、ドラムが細かく入って盛り上がってくのが、いつも鳥肌たつ。
「僕と君の違う情熱 僕と君を繋ぐ和音」
っつー歌詞がほんとに好き。泣きそうになる。去年の高知思い出したー!w


―アンコール―

・愛のうた
オータさんのカウントからどん!
ほんとに初期の曲なのに一ミリも色あせないなあ、とライブで聴く度に思う。
橋谷さんのギターソロ。こんなに壊れてるのにプレイはすげえ丁寧なんだよな。
それを凄いと思う。勢いで音外して「まあいいか♪」じゃねえもんな。


・Walk down a bridge
ラストはやっぱりこの曲で。
改めて、ジャクソン変わったなって思った。この曲聴いて、改めて。
なりふり構わず届けようとしてるのがわかる。
グロさんの最後のシャウトがそれを物語ってる。
思いっきり手を伸ばしてリスナーを鷲掴みにしようとしてる感じ。
心臓鷲掴みにされたと思った。だってもう好きでしょうがないんだもの。



凄かった。ほんとに『ライブ』じゃないと鳴らない音が鳴ってたと思った。
いい意味でも、悪い意味でもラフで、荒くて。
気になるとこもあるけど、だけどすごく楽しくていいライブだったし
結局もう自分は冷静に彼等を批評できないのかもしれない。
その音が愛しくてしょうがない。結局最後に『好き』って言葉でまとまってしまうんだ。



2007/06/06

PCが瀕死の重傷だ

フォトショップ起動させると85%の割合でフリーズという感じで我がノートパソコンちゃんがグレ始めたので

早めの更生を、っつーことでインストールし直しました。

ついでにトップイラストを変えてみました。ドラムをTAMAにしてみたが、シンバルが足りてないw



ちなみに本日これまた久々に電話した昔の仕事がらみの方にもベクトル逆だと言われた。




えー。本日初めてハローワークなるものに足を踏み入れまして。

とりあえず色々手続きをしてきたわけです、が。

なんつーか。負のオーラが自分から出てるのが非常によくわかるんだわw


『RIJF終わるまではのんびりする!』

と、4年半社畜モードで働いてきた反動で宣言したものの、家に一人でいるのが暇でならない。

暇、っつか不安なんだな。なんかこう、停滞している気がして。

思えば生まれてこの方こうやってぽっかりと穴を開けたことないもんな。

学生時代だって、自分で決めて受験して独り暮らしして、ね。

27年生きてきて、こういう時間をもったのが初めてなので、持て余しています。

そりゃ一人でプラネタリウム行って撃沈するわ。

異人館だって、あれはおばちゃんの団体と浮かれポンチなカップルしか行かんわな!

一人で願いごと叶う椅子に座ったら言いようのない空しさがこみ上げてきたよ!一応願ったけど。



っつーことで、誰でもいいので飲みに行きましょう。

飲んだくれの夏、ということで色んな人から色々吸収しようと思う。

あ、このままいくとあれか。去年もやったけど



「夏に負けた人の飲み会2007~お前、今年もか~」



を開催することになりそうだ……orz



2007/06/05

乙女ロード

iPodでTMGE聴きながら、向かった先は池袋。

待ち合わせ相手は料理上手のステキなお姉さん。

さて行きますかと向かった先は



乙女ロード



『乙女』なんて単語とは裏腹に女の欲望渦巻くそこに足を踏み入れることになった俺様。

そもそもBGMがミセルな時点でもう違うだろ。右腕には前日のThe Birthdayのライブでできた痣もあるしな!

執事喫茶は大盛況。一度試してみたい気持ちに駆られるも

おそらく店のラインナップとはズレた萌え嗜好だと思うのできっと無理だろう。

現在人気のメガネ男子も一般的女子のツボと微妙にずれたメガネ男子を愛し

パイレーツオブカリビアンを観に行けば、


「ジョニデ最高!」

「オーリィの方がかっこいいよー。」


と、キャピキャピと上映後のトイレで感想を語り合うギャルを横目に


「ジェフリーラッシュ最強!!!!」


と心の中で一人ごちる自分にはオサレなメガネ男子はきっと不要なんだ。




んで、乙女ロード。

己のヲタク心を刺激されて結構面白かった。

エヴァのオレンジジュースとか買ってくればよかった。

ほんとにあそこは女性の欲望渦巻いてて空気が淀んでてすげえな!


その後はお昼食べてカラオケ行ってジャクソンの「LIFE」とかゴスペラズとか歌って解散。

家の近所の本屋で『音楽と人』を買おうと思いながら最寄り駅からの道を歩いていると着信。

すげえ懐かしい声の主は、大学時代に住んでた学生会館の男友達からだった。


「今なにしてんの?」

「期間限定で専業主婦。」


らしくないね、と彼は笑う。

自主映画撮ったり小劇団で芝居したりお笑いライブのスタッフやったりと無駄にエネルギッシュだった私しか

彼は知らないので、家庭に入って大人しくしてるなんて信じられないらしい。

だから期間限定だと言ったら、その方がいいよと言われた。

相変わらず気のいいヤツ。思えば男だらけの学生会館での2年間のサバイバル生活は非常に楽しかった。

コア系から麻雀まで一通りここで学んだからね。


「んで、今は何してんの?」

「出かけた帰り。」

「どこに?」

「…乙女ロード…」





「乙女?」




…なぜその単語だけピンポイントに食いつくんだ…


「だってお前それはいくらなんでもベクトルが真逆だろう…」


美容師のにーちゃんと同じこといいやがった!


「俺は納得できない。」


お前の納得などいらん、と心底思うんだが…


「どうせなら昼間から飲んでたくらい言ってくれ。それが俺の知ってるお前だ。」


どんな失望のされ方でぃすか。

っつか、大学時代の私は下戸だ!


「いきなりリーチして『それでピンフだけだったら怒る』っつった俺に一発ツモ四暗刻であがったお前はどこに行ったんだ。」



知るか。



……『音楽と人』買うの忘れた……orz



2007/06/04

fed up!

ちょっと色々悩みすぎて本日のエントリのタイトルどおりの気分だったので、表題曲を聴いております。

ねえほんとこれ8年前の曲なんだけど、やっぱりすげえ好きなんです。

これ以前の曲は知らないのですが、私にとってLOOPは、うん。こういう感じなのです。

できれば生まれ変わる前のほんとの姿を見たかった、な。うん。


…それにしても『最低のくちづけを』とか、ほんとにミセルっぽいな!

ミセルよりも繊細で、少し甘くて、優しくて、切なくて、大好きだった。

ミセルも好きだったけど、私はLOOPが大好きだったっす。

ケンシのブログを読んで、ちょっとだけ泣きました。

託してしまったんだなあ、と。

後は任せろ、とはっきりと告げたケンシの強さをとても嬉しく思った一方で、

いつかもっかいケンシに背負わせたものを取りに戻ってきて欲しいと思ってしまうのは、ファンとしてのエゴですw



さて。

上記の文章書いてる間にLOOPのアルバム一周しても、別に面倒ごとが解決することなどなく。

聴き始める前の悩みまくりな状況と全く変わっていませんが。

さすがに幾つかのことを覚悟しないといけないようで。

情けないやらめんどくさいやらほんともう己の阿呆っぷりに涙がでてきたりもするがw

それでも、覚悟のない人生など炭酸抜きのコーラみたいなもんだ。あまったるいだけ。



2007/06/03

Life is 8beat!

「なんでベースとドラムがすきなの?」


という質問に上手く答えられなくて。

耳が開いたっつか、ドラムとベースの音を聴くことができるようになったのは

マボロシライブでのクンゴさんと大ちゃんのおかげだと思うんだけど、

好きだなあって気付いたのはやっぱりジャクソンのRIJFの時で。


「ベースってこんなに歌うんだ!」

って気付いたのは佐藤さんのベースをあの日生で聴いたからで。

ドラムの音がまるでもういっこの心臓みたいに自分に響いて、細胞を震わせるってことに気付いたのは

須川さんのドラムを生で聴いたからだった。

それ以来、歌う低音ともう一つの鼓動のようなドラムばかりを耳が拾うようになってしまった。

とにかく、ベースとドラムが響かないバンドはどんなに曲がよくても好きになれなくなっちまった。



ドラムも、ベースも。

『リズムを刻む』じゃなくて『ビートを刻む』ものが好き。

すごく感覚的な表現なんだけど、わかってくれる方いらっさるでしょうか(汗

リズム刻むのはマシンでもできるんだけどさ。

ビートを産み出すのは生身の人間じゃないとできない気がするのね。

もちろんHIPHOPもテクノも好きだしがんがん踊るんだけど、

ライブでのバンドサウンドには、私は人間の持つ『温度』にこだわるんだと思う。

乾いた音よりちょっと柔らかいドラムの方が好みなのも多分その辺の理由なのかな。

自分で自分の耳と感覚がわかりません!


とにかく。歌ってる、「音楽やってる」ベースとドラムが好きです。

今日、The Birthdayのライブ観ながらずっと考えて漸く考えがまとまったので

ライブレポじゃなくこんなエントリになっちまいました。


クハラさんの8ビートも、ハルキのちょっと柔らかい指弾きベースの音も、最高にかっこよかった。

私も手数王より8ビートがかっこいいほうがすきみたいです。

ジャズとかファンクとかもだいすきだから、手数王も好きには好きなんだけど、

ふと好きなドラマーさんを挙げてみたら手数王タイプは2人だけだったりした(汗



目撃情報多数。

友人と酒を飲み、すげえいい気分で帰宅したら、メールの山w

問い合わせ及び報告、相談窓口と化しているヒライナツメです。なじぇ。


明日はThe Birthdayでキュウちゃん観てきます。

ハルキのベースがかっこいいんだよ、これがまた。

またキュウちゃんのドラムに圧倒されるんだろうな。


ちなみに昨日のゴスペラーズのライブは、ベースが神過ぎて笑った。須藤さん凄すぎだろう。

そしてドラムは上手いけど面白味がなくて相変わらず好みではなかった。ごめん。

なんかリズムマシーンみたいに正確だけど温度がないんだよ。

好きなタイプのドラマーっつのがだんだんわかってきたぞ。

「人」が叩いてるって感じの温度のあるドラムがすきなんだな。自分。



ジャクソン東京ライブまであと5日。

誰もが「壊れた」と口を揃える橋谷『絶好調』康一さんのギタープレイを生で観るまであと5日。

…各地のライブレポくれる人全員が異口同音に「壊れた」って表現使ってるんですが。



2007/06/01

僕らを繋ぐもの

そんなもん、音楽しかないんだよ。

っつーお話。




自分は「ただの一ファン」でありたいし、あるべきだと思ってる。

勿論、メムバーに顔と名前を認識されて、『ラーメン屋の子だw』と指さされる現状はとても幸せなんだけど。

だけど、この現状は自分にとってはとても異常なものだと正直思ってる。

その音が好きだからCD買ってライブ行ってるだけで、好きじゃなくなったらそこで終わりなのだ。

そして当たり前だけどアーティストは去るファンを個別に追ったりはしないのだ。

音が全てで、それだけでいいと思ってたし、思ってる。

ただ、その音の創り手のルーツだったりとそういうものを知りたいと思うので音楽の話だけは

好きなアーティストとがっつりしてみたいと思ったりはするし、

自分がファンであることを認識してもらってる現状を嬉しいと思っているのは本音なんだけど。

だけど自分は特別だなんて思いたくないし思えないというか、

群集に埋もれてしまっていいと思ってるのも本当で。



怖いのだ。

信じてもらえなくなることというか、なんつーんだろ。

『音楽を好きなファン』であることを疑われたくないのだ。

音楽を聴くスタンスなんて人それぞれで。

ライブに行く理由や、理由の内訳なんて人それぞれだ。

音楽だけを聴きに行く人も、音楽を奏でるメンバーに会いに行く人も、

それこそちょっと邪な気持ちでライブに行く人だっているだろう。

私は誰の何も否定しないし是非をつけることもしないけれど。だけど。

私が好きなのはその音であって、その音があるからそこに行きたいわけで。

それが全てだから、それを疑われたら正直すげえ凹むと思う。

んで、アーティストに近づけば近づくだけ疑われるんじゃないかって、そういうことを考えた。

好きだ好きだと伝えようとしているのは、好きだという気持ちを知ってもらいたいからであって

お近づきになりたいわけじゃないっつか、それとこれとはベツモノだと思ってるんだけど。

でも、不安なのだ。

自分は何かを間違えてるんじゃないかと今までのことを思い返してみたりして、不安になった。



そしてここまでの話と繋がるかどうかわからんが唐突に旅の話。


こんなに本音をぶちまけたことは多分ないっていう夜が旅の間に二晩もあって。

ちょっとだけ泣いたり、泣かないってすげえ頑張って我慢したり。

あんだけほんとのことを晒してもらって、自分も誰にも言えなかったことを話したりして

東京戻ってきて、怒髪天のライブ観て。

怒髪天すげえ好きだなって思ったときにその二晩のことを思い出した。

聴かない方が幸せだったことも聴きたかったことも聴くべきだったこともあって。

話すべきではないことも話したかったことも話さなきゃってことも話せなかったこともあって。

多分言葉が足りてなくて。

きっと朝まで飲み明かしても伝え切れなかったと思うけど(飲酒量の自己ベストは更新した)

でも、多分一番言いたかったのは『信じて欲しい』ってことだったんだろうなあと思う。

そして多分それを言えてないと思う。

信じてもらえてるのかどうか訊くこともできなかった。

怒髪天のライブのアンコールの時に、シミさんや友康さんが言ってたことや、兄ぃがちょっと泣きそうになりながら

「ありがとうしか言えないし、言葉じゃ安っぽくなるから。唄うわ。」

って、そう言ってくれたときとか、ライブが終わった時にファンの皆がメンバーに「ありがとう。」って叫んでた時とかに

多分、こういうのが理想なんだよなって思った。

フラカンとファンの関係とか、怒髪天とか、すごくいいなあと思ったんだよ。

繋いでるのは音楽でしかないのに、その絆がすごく太いんだよ。

その強さを理想だと思ったんだ。彼等が何年もかけて培ってきたもの。それはすげえものなんだって。

自分も、そうありたいと思った。

アーティストが「ファン」を信じてるとしたら、そのひとかけらになりたいって思った。

友達が「友情」を信じてるとしたら、そのひとかけらが自分であって欲しいって思った。


「縁」なんて見えなくて不確かなもので。

現実に、今まで生きてきた中で数え切れないくらいの人たちと途切れてる。

信じるのはすげえ難しいような気がするんだよ。

だけど、情報社会の産物であるミクシだったり、空気の淀んだライブハウスだったりで生まれた不確かな繋がりをさ。

失くしたくないって心から思うんだよ。

「きっとなにかある」っていう、まるで確信したような強い声を信じたいと思ったし、自分も確信を持ちたいと思ったんだよ。

音楽でしか繋がってなくても、それでも。


「神様を信じる強さを僕に」


っつーオザケンの詞を思い出して、その通りだと思った。




…で、本日二日酔いの迎え酒だ怒髪天だビールオアダイだ酒爆なんだと

ライブ終了後に空きっ腹にチューハイ一気飲みしたために

今現在すげえ酔ってます。だから多分おかしな文章になってます。

なんかもう恐ろしいので読み返さずに寝ようと思う。

ばかめ、と笑い飛ばしてくれればそれでいい。しんじてくれるなら。