2009/09/27

多分正しいあぶく銭の使い道

フリー仕事のギャラと、再就職手当で、たぶん10万ちょっとの臨時収入が期待される来月。
このお金は全部、自分が頑張った結果っつーことで自分のために使おうと思っているわけで。
何に使おうかずっと考えていた。

携帯が古いから機種変更しようかな。
iPodが壊れたから新しいの買おうかな。
モバイルパソコン買っちゃおうかな。

なんかもう結構いろいろ考えてたんだけど、
自分らしく、正しく、淀みなくお金を使うっていったらやっぱりこれなんだよね。



来月末に、旅に出ますw



ライブ兼ねようかとも思ったんだけど、今の自分にはノーリグとファジカル以外
遠い街に行ってまで観たいバンドもなく。
(ちなみにロッカツアーファイナルは出張で終了しました……orz チケット譲らなきゃ)

一人旅では初めてかも。無目的な旅。
ただ、海を見てぼんやりして飲んで食べてぼんやりしようと思います。
久米島の民宿に決めました。阿嘉島と座間味で迷ってたんだけど、伏兵きたw
シュノーケル専門なので、ダイバー特化した島だとあくせくしちゃうかなあっつーのと、
体育会系ダイバーとの交流よりも一人でぼんやりしたいっつーのもあるかな。
阿嘉島は来年、もうちょっと気合いがあるときに行こうと思いますw


安さを取って、全く本島を見ないで帰るか、
少し奮発して那覇周辺だけでも周って帰るか。
過去4回の沖縄滞在は全てリゾートで、観光らしい観光をしてないから
(アメリカンビレッジと水族館しか行ったことない)
首里城と国際通りをふらふらしたいんだが、ツアー代金との戦いです。2万位違うんだよ……orz
っつーか、なんで久米島ってJALしか飛んでねえの(←基本はANAマイラー


2009/09/23

FUZZY Quartet Row@新宿Marble

もしかしたらどこかでやるかもしれないので
��沖縄では披露済みのネタだったりするのかな?)
冒頭のドッキリのネタバレは割愛しますw



・君のその先に
仕切り直して本編スタートw
空気をがらって変えてくるかなって思ったけど、
なんかもう楽しんでイケイケな感じのままだった。
「ファジカルは馬鹿ですよ」というたけのりくんの発言の意味がよくわかりましたw
皆いい顔してます。
低音ちょっと弱いかな。ベースが少しぼやける気がした。


・F-メモリー
勢いを止めずにこの曲。
千尋くんがすげえ楽しそう。ベースもここからはちゃんと聴こえた。
指弾きでもいけるんじゃないかな?ピック苦手なら。
音作りだけ少し変えれば、指弾きの柔らかさ生かせるんじゃないかと思います。
アウトロの潤一くん、やっぱりかっこいいなあ。


・晴れた暁に
一転して、フロアの空気が張り詰めたような、透明なような。
初めてライブ観た時から変わらない、ファジカルの持つ蒼だと思った。
曲が進むにつれてどんどん新木くんがのめり込んでいく感じで、唄が研ぎ澄まされていく。
心が震えるっつか、気づくと視界がぼやけて涙が滲んでた。


・涙の価値
イントロで鳥肌立った。久々に聴くなあ、この曲。
間奏から先、感情が洪水みたいに押し寄せてくる。
こんなに激しい曲だったんだなあって。千尋くんのギターが凄く鳴ってる。
皆の中にあるもの、隠さずに全部さらけ出したような。
内省的に見えるけれど、激情のバンドなんです、ほんとは。


・インターセクション
またここで空気を変えて、ハッピーに。
ライブ中の緩急のつけ方も上手くなったと思う。
皆のクラップ見て嬉しそうな千尋くんとか、
にやにやしてる潤一くんとか、唄うたけのりくんとか、
観てるだけで幸せな気持ちになります。
2nd出る前のライブでは、ファジカルのライブで
こんな風になることなかったから凄い変化だなあ。


・真昼の星空
ラスト、「無音の響く空」を咄嗟に変更してこれ。
無音、すげえ好きな曲なんだけどラストは確かにこっちの方がいいかも。
ファジカルが持ってる疾走感をステージに残したまま終われるから。
この曲の潤一くんのタムがすげえ好きです。
やっぱり軽くて抜けがいい音よりも柔らかくて深い音の方が好きみたい。
まさにタイコって感じの音。
このときのたけのりくんのベース、よかったなあ。


―encore―


・インターセクション~another version~
新木くんのハープだけでごちそうさまな感じでw
まさか二回もやるとは思わなかったけど、
なんかもうみんな楽しそうだからいいやw
幸せだーって気分で終わるライブはやっぱりいいなあ。




MCで新木くんも言ってたけれど、
やっぱりツアーでライブ重ねればそれだけ課題も浮き彫りになると思うし。
特にたけのりくんはファジカルとしての歴史が浅い分
余計に言われる対象になっちゃうんだろう。
だけど今回6本観て(←頑張りすぎ)、 たけのりくんは初日のSHELTERとラストのMarbleじゃ
別人みたいに成長してたし、他の3人も勿論。
余計な力が抜けて、前よりももっと剥き出しになって。
当たり前だけど確実に成長しててさ。
それは素人目にもわかるくらいのスピードで、ね。


「変化」と「成長」は違うから。
ファジカルはファジカルのままでいて欲しいと「晴れた暁に」を聴いて思った。
どんなバンドも、例えば1stアルバムに詰まった初期衝動はその時だけのものだし、
歴史を重ねていく中で変わっていくものだけれど、
今の彼等が持ってる誠実さだったり蒼さだったり甘さだったり
悲観を無視できないところや真面目すぎるところも、全部。
いつまでも忘れないでいて欲しいなあと思います。

「そのままでいいんだよ」って新木くんも言っていたけれど
私はそれをとても正しいと思いました。

産みの苦しみに対する恐怖を素直に認められる彼等はとても強いと思う。

嘘をついたり計算したりできない分、
不器用で非効率にしか進めないかもしれないけど
それでも確かに届く音楽が存在していて。
たくさんの人に爪痕を残していると思います。

祈らなくてもきっと叶う再会を楽しみに待っていよう。



2009/09/22

素晴らしい夜に

涙も、涙を引っ込ませた大爆笑も、やっぱり泣かせてくれた歌も、

泣きそうなほどにハッピーな音も、痛いほどに生々しい激情も、

不器用だけど誠実で嘘のない心も。



全部が、きらきらと輝く時間をかたちづくってくれた大切な欠片です。



FUZZY Quartet Row、ツアー完走お疲れ様でした。

笑って泣いて大忙しのファイナルでした。Marbleは奇跡が起こるハコなんじゃないかな。


祈らなくてもきっと叶う再会を楽しみにしてます。

ライブレポは明日また改めて。



2009/09/20

FUZZY Quartet Row@西川口Hearts

・Right Answer
やっぱりHearts音いいな!
楽器全部がクリアで、天井が高い分声が伸びていく感じ。
Cメロから大サビへ行く時の爆発する感じがたまらない。
5月の時よりも緩急がついたというかなんというか。

んで、潤一くんのコーラスが凄く綺麗。やっぱり歌うドラムはいいなあ。



・君のその先に
1曲目が静かに終わって、そこからの展開。
1フレーズ毎にがらっと空気を変えてくる。
ハコを完全に掌握してるんだな。すげえ!
クリアに鳴る千尋くんのギター大好きだ。

・F-メモリー
前日のMarzよりたけのりくんのベースがごりごりしてていい!
千尋くんがキレッキレです。
アウトロの一番最後、「よっ!」って気合い入れて鳴らす
潤一くんのドラムが大好きなんだが、
今日はバランス崩してラスト上手く叩ききれなかったw
暴れすぎです。

・冬の記憶
新木くんのMCを挟んで、この曲。
Marzとは違うアレンジで、こっちの方がCDに近い。
CDだと殆ど聴こえない歌詞、「それでいい」って柔らかく唄うところがすごく好きです。
で、ここからのギターと静かで丁寧なベースとドラムが素敵なのだ。

・インターセクション
新木くんのしゃべりの途中でいきなり叩き始めた潤一くんに、
どSの片鱗を見ました。鬼だよ!鬼がいるよ!
それから、今日はクラップ間違えなかったな、とw
潤一くんが千尋くんをにやにや見てて、ちょっと笑えました。
たけのりくんが、
「ファジカルは素はアホですよー。バカばっかりしてますよー」
なんて言っていたけど、この曲やってるときは素に近いのかなw
張り詰めた空気がなくなって、フロアとステージの隔たりがなくなって、
すごくハッピーな世界になる。
今回のライブで一番泣きたくなる曲がなぜかこれです。
優しくて幸せなのに胸が痛い。




西川口Heartsは綺麗だし音が良くて大好きなハコです。

5月にファジカルが来た時もやりやすいって言ってたな、そう言えば。

昨日大阪でのアコースティックライブを終えた彼等のツアーも、ラスト一本。

明日の新宿Marbleで終わりです。

自分にとってすんげ―奇跡が起きた場所でライブ再び。

ずっと楽しみにしていた夜は、明日!



2009/09/18

FUZZY Quartet Row@新宿Marz

・Right Answer
・君のその先に
・F-メモリー
・冬の記憶
・インターセクション




新木くんもブログに書いていたけれど、何故か面白いテンションのライブでした。
みんなきゃっきゃしてて楽しそうっつか。
去年の頭のライブなんかと比べると、余分な力が抜けてきたなあ、と。



「F-メモリー」でたけのりくんがまさかの指弾き。
っつか前に出すぎだろうw
本人いわく「ピック弾きは難しすぎたのでやめました」。
沖縄戻って練習するらしいですw
それから、機材を変えて指でもごりごりした音が出るようにしたいって。

確かにこの日の「F-メモリー」は少し低音が柔らかかった。

タモさんがいた時に少しサウンドが似ていたかも。

この3カ月で一番変わったのたけのりくんだな、と。
指弾きも大分グルーヴでるようになった。
「Right Answer」のゆったりした感じとか、
「君のその先に」のバキバキな感じとか
「インターセクション」の跳ねる感じとか。
ずいぶんプレイの幅が広がったと思います。努力の子だなあ。

「冬の記憶」の唄い出しが変わってた。
アレンジを色々試すのはファジカルの良さです。柔軟なんだな。
新木くんの唄はこういう時は凄く柔らかくて、 じわじわと胸を締め付ける。
キーも少し下げたっていってたかな。落ち着いててかっこよかった。

「インターセクション」のハッピーで、
だけどちょっと胸がギュッとする感じがたまらなく好きです。
クラップ間違えた千尋くんと、えええってなってた潤一くんは見てて面白かったですw



そういう風に楽しめるバンドになったんだなあ。
ファジカルは、もっと苦しいくらいに真面目で、
「力抜いて楽しめよー」って言いたくなるくらいの切実さを持っていたバンドだけど、
ステージの上に立つこととか、音楽を鳴らすことを、
もっと心で楽しめるように、皆が強くなったんだと思います。
新木くんのMCとかね。相変わらずとても真摯なんだけど、
そういう話をできるようになったことも強くなったことだと思うし。



2009/09/16

雨降る夜に許しを乞う

素人耳の私の書くライブレポなんて、本当に感覚的なものでしかなくて。

演者にしてみれば的外れなことばかりだろうと思う。

ただの主観を気持ち悪いくらいの情熱でだらだらと書きつづっているだけで、

きっとそれは生産性のないただの自己満足で。

そんなことくらい自覚しているのだけれど。



それでも少しだけ願えるのならば。

私が大好きだとここで叫んだその音楽と、

私の気持ち悪い文章を読んだ人が出会う機会があったら。

それは本当にずっと願っていることで、アメブロに移る前にやっていたブログ、

2005年とかもうそんな昔に、同じようなことを書いていて。

結局私はほんの少しだけ増えた語彙と知識以外はあのころと何一つ変わらずに、

ただ、大好きだとここで気持ち悪いくらいに繰り返しているだけで。



うっかり届いてしまった気持ち悪い言葉の山を、笑って流してくれるのなら、

ここで書くことを許してほしいな、と思います。




正直に言うと、見つけてくれたことは少しだけ誇らしかったり、する。


精進します。

鳴らしてくれた音を残さず受け止められるように。



2009/09/12

カラダはギシギシいってます

入社直後からえらい仕事量です。研修とかないの。いきなり本番なの。投げっぱなしジャーマンなの。

すでに原稿4本とか持ってます。そして今日も明日も取材のために出勤……orz


さらにうっかり受けたフリー仕事で帰宅後もがっつりお仕事モード。

自分のスキルがきちんと金になることが判明したのは自信になりますが

自分の首を絞めすぎだと思います。本業だけで忙しいのにデザイナーの真似事なんてw



ついでにいうと、本来ならば無職兼フリーランスの状態で臨む予定だったファジカルのツアー。

バリバリ働きながら通っています。6本とか行こうとしている馬鹿がここに。

12日連続勤務の間にファジカル5本、ノーリグ1本行こうとしています。

久々にハードすぎる毎日!



同じ夜がないのが悪い。

同じ瞬間が二度と来ないのが悪い。

聴き逃せない音楽が鳴ってるのが悪い。

だけど、だからこそ愛してるんだと思います。



2009/09/11

FUZZY Quartet Row@横浜BAYSIS

・Right Answer
鳥肌立った。
潤一くんのドラムがますます凄いことになってる。
ファジカルの繊細な世界観を完全に自分のものにしたというか。
土台なのに、物凄くドラマティックになってるの。
緩急のつけ方が絶妙で、振り幅がでかい。
一つひとつの音が、凄く的確に届くようになったなって思っていたけど、
表現力って部分のレベルアップが半端なかった。
私の横にいた外国人のお兄さんが、大サビの時にエアドラムしてたよw
んで、土台に引っ張られてベースもギターも歌も全部が唄う。
新木くんの唄も前よりもずっと強くなってて、
ほんとに、音の中心に唄がある、凄いバンドになってる。

・F-メモリー
低音ゴリゴリのBAYSIS、やっぱりベースバキバキで気持ち良い。
とはいえこの前のdemoeightや他のバンドと比べると、
比較的バランス良かったような気がします。低音柔らかめ。
イントロからの千尋くんのギターがめちゃめちゃかっこいい。
丁寧であんまりミスをしない印象。

・インターセクション
間奏の新木くんのシャウトがすごくよかった。
迷いなくステージに立ってるっつか、なんかほんとに強くなったと思う。
この曲はみんな歌ってて楽しそうで、ほんとにいいなあ。

・晴れた暁に
空気が急に変わって、張り詰めたような透明な色。
静かに唄い始める新木くんの声が、深くて。
どんどんと加速していく感じ。感情が爆発するようなサビで楽器がどかん、と。
この曲は本当に唄が強くなって、楽器が唄のために存在しているような。
条件反射みたいに泣きそうになる曲になってしまったw

・君のその先に
最後はがっと盛り上げて終わり!
やっぱりこの曲は聴いてて気持ちいい。
みんなも楽しそう。気持ち良さそうに鳴らしてくれる。
千尋くんのギターがやっぱり凄くかっこいいです。
新木くんも唄ってるのに手があんまりおろそかにならなくて凄い。



新木くんが「俺、今日凄く調子良かったー!」と笑顔になるくらいいいライブでした。
確かにのどの調子もよさそうだったし、唄がすごく映えてた。鮮やかだった。
BAYSISはいつも低音バキバキで、ファジカルのバランスが崩れたら
嫌だなあと思ってて。
だけど地元だし思い入れもあるハコだから行こうと。
結果、思ったよりもバランス崩れてなくて、だけどベースは少し強めだったから
たけのりくんの音がクリアに聴こえて良かったかも。


2009/09/10

FUZZY Quartet Row@渋谷O-Crest

・君のその先に
最初、一発目の音で、調子いいなとわかった。
そんくらいがっつり鳴ってた。
O-Crestはやっぱりひとつひとつの音がクリアに聴こえるからいいなあ。
いっこ前のバンドと比べるのは申し訳ないけど、音の厚みが違った。特にドラム。

・F-メモリー
たけのりくん、ピック弾き上手くなったなー!
5月に会ったときに指弾きよりも苦労したっていってたけど、ほんとによくなってた。
今まで見た中で、今日の「F-メモリー」が一番よかったかも。

・インターセクション
一転して、ポップで優しい曲。
やっぱり千尋くんが楽しそうで。
潤一くんのドラムも柔らかくて良く鳴ってる。
歌に寄り添えるドラムは音色が鮮やかで素敵だー。

・冬の記憶
ここの前、機材トラブルも含めてMCがぐだぐだでw
新木くんの台詞を千尋くんが言っちゃったりとか。
でもそのぐだぐだっぷりを1フレーズで吹き飛ばしす新木くんの歌の力は
ほんとにすごいなあと思います。
割と淡々とした曲だけど凄くドラマチックに聴こえて。

・真昼の星空
イントロのドラムが大好き。
初めて聞いた時よりもずっとずっと厚くてかっこよくなってて、
ほんとに努力のバンドだよなあ、と思いました。
結構て数多かったり、曲の構成やアレンジが複雑だったりするけれど
それをCDと同じクオリティで鳴らせるようにちゃんと努力してるんだなって。
千尋くんのギターもミスが少なくて丁寧で。
今、自分が聴いているバンドの中で一番好きなギタリストです。




正直言って、SHELTERは東京一本目だから硬かったし(特にたけのりくんが)
地獄の死者みたいな客がフロントに張り付いてたから、
いつもの自分たちの空気を生み出すのに苦労した部分ってのはやっぱりあって。
集中力は切らさずそれでもやりきって凄いとは思ったけど、
彼らの本来の力が出たのはこっちのライブの方だったなあ、と。

2009/09/09

FUZZY Quartet Row@下北沢SHELTER

・君のその先に
東京に上陸した一発目がこれですかー、とドキドキしたw
新木くん、ちょっと声きつそうかな。
たけのりくんが硬い、ので、潤一くんが様子を見つつ引っ張ってる。
とりあえず客の盛り上がりに緊張をふっ切った感がありました。
アウトロで少しだけ歌はいったりして、相変わらずライブアレンジが秀逸!

・F-メモリー
若干やけくそ気味な千尋くんが面白かったです。
潤一くんのドラムの音も、また少し変わったかな。
パワープレイ一辺倒じゃなく、よりドラマチックになったし
��その辺はりゅうたくんと同じタイプかもしれないw)
一つ一つの音がムラなくきれいに的確に飛ぶようになった。
元々いい音を鳴らす人だったけど、もっと凄くなってる。
アウトロというか、締めで「よっ!」って言いながらどかんと鳴らすとこが好きw

・インターセクション
この曲の千尋くんは絶対に笑顔で。
それを観るのが嬉しくて、余計にこの曲を好きになる。
それがライブの醍醐味だと思います。
ファジカルの歌詞は、人との繋がりを謳う歌が多いけれど、
この曲が一番ポジティブに、シンプルにそれを幸せだと教えてくれる。
ポップで軽やかであったかい感じ。
他の曲と比べて音がガラッと変わるような。
振り幅のでかさも凄いと思う。

・晴れた暁に
出会ったころの彼らは、もっと青くて繊細で。
凛とした強さと脆さを兼ね備えているような、ちょっと危ういバランスがあって。
触れたら壊れてしまいそうなそんな儚さを感じたことだってあったけれど。
LOSCUSの痛い客の空気読めない話声なんてものともせずに、
空間を圧倒するような静寂だったり音の厚さだったり、
そしてなによりも新木くんの歌が。
この2年で彼等は凄く変わったと思います。
触れたら指先が切れてしまいそうな、そんな鋭さと強さがあって、
だけどあのハコを丸ごと包んでくれそうな青くて透明な空気は変わってなかった。

・真昼の星空
前回のツアーでは、自分が行ったところではやってないので
生で聴くのは去年の夏以来。
この曲のイントロのドラムがすごく好きで。
どんどこどんどこのタムがね。
初めて観たライブ(大阪のミナミホイールw)でもこの曲をやってて、
それでああやばいこのドラムすげえ好きだって思ったんだよなあ。
漸くたけのりくんの硬さも取れて、最後までやりきった。





一本目だから硬さもあったし、
フロアの空気がおかしかったのもあったけど、
でもそれに引きずられすぎずにやりきったと思う。
シェルター、大好きな箱なんだけど少しベースが弱かったかな?
でも「真昼の星空」は最高だった。去年の渋谷より絶対良かったと思う。