2010/02/15

FUZZY Quartet Row@沖縄 Cyber-Box

代休を取って沖縄旅行を手配していたら、
最高のタイミングでライブが決まってくれました。
沖縄のバンドシーンって全然わからないから
対バンも全部しっかり見てきたよ。
自分が今まで行ったライブハウスの中で当然最南端。
cyberboxのZIMAはおいしかったw



■アマノジャク(新曲)
cyberboxは音が硬めなのかな、と
潤一くんのドラムを聴いてまず思った。
実際はスネアが壊れて代用品だったからだったんだがw
東京のライブよりも、いい意味で力が抜けていて堂々とした佇まい。
そしてやっぱりこのドラムアレンジは神だと思います。


■F-メモリー
レスポール、鳴りがいい!
ちひろくんもホームの沖縄は気持ちに余裕があるような気がする。
貫禄のプレイです。


■冬の記憶
唄いだし、ちょっと新木くんのピッチが狂った。
なのにすぐ立て直してくる。このあたりやっぱり巧いなー。
たけのりくんもリラックス。東京で聴いたときよりも
ベースが唄に寄り添ってて柔らかくて気持ちよかった。
唄えるようになったなあ。


■インターセクション
これ聴きたかった。沖縄で聴きたかった。
新木くんの声の調子がいいのか、フェイクも凄く気持ちいい。
あー、やっぱレベル違うなあと思いました。
その辺のインディーズバンドと演奏力が違う。
リラックスして楽しそうにしてるけど緻密だ。


■鼓動の唄(新曲)
少し長めのMCから入って、この曲。
さっきまでのハッピーな空間から一転。
張り詰めた空気を切り裂くように新木くんの唄。
ドラムの入りも分厚くて重くて気持ちいい。
東京で何度もライブやったからか、完成度が増してるんだと思う。
��音源聴いてないからわからんが)
バラードの抑揚のつけ方が昔に比べて本当に巧くなった。
前から上手いと思ってたけど、タメるとこと爆発するとこの差が。
4人とも同じ意識で唄ってるからかな。ドラマチックです、ほんとに。




なんつーか、貫禄というか圧巻というか。
沖縄のシーンの最前線にいるのがファジカルだったのね、と。
東京でのライブって、絶対に負けてないのに
「やらせていただいてます」感があってどこか控えめなのかも、と
沖縄のライブ観て思いました。
別にオラオラ系ってわけじゃないんだがw
ステージの上での堂々とした佇まいが、彼等が沖縄で積み重ねてきたものなんだなあと。


大阪で初めて見てから2年半。
いつか絶対沖縄で彼等のライブを観たいと思ってて。
今年は自分の節目の年なので(大台ですってよ、奥さん!)
3rdのレコ発とか行ってやろうとか思ってたんだけど
いいタイミングでライブ決まってくれました。


2007年から、か。
日本中を旅するようになって、日本中のライブハウスに行って。
その街で暮らして、その街で音楽を愛して、その街で鳴らしているバンドを沢山見ているけど
その、音の源っつか。
それを知ったらまた少しその音楽を好きになった気がした。

沖縄の音楽シーンは若さと青さと熱さ、という感じで。
��たまたまこの日の面子がそうだっただけかもしれんが))
だけど演奏はどのバンドもしっかりしてたなあ。
長丁場だったけど苦痛ではなかった。
東京周辺の下手なパンクバンドは見習った方がいいよ。
モッシュダイブ煽ってる暇があったら練習しろよ、とw

お客さんは友人から聞いたとおり若干控えめかも?
とはいえ楽しきゃ身体が揺れるのは全国共通。
楽しみ方は人それぞれなので物足りないとかは思わんかったよ。


とにかく、初沖縄ライブ。
すんげー楽しかったです。またいつか!