2007/12/16

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「もしもしテレフォンしなさいよ!」



とグロさんに高知で叱られてから365日。
聴けなかった「ようこそ」も「SUPER Y」も「Walk down a bridge」も聴けるようになりました。


この1年、ほんとに色々あった。
2007年ジャクソン東京初ライブの日にクビ宣告とか、
FIVE ROCK SHOWツアーにあわせてニート一人旅とか、
ハローワークに通ってみたりとか、
転職した会社がユルくて面白いとか、
音楽に関する文章を書くようになってから、一番嬉しい言葉を貰ったりとか。

嬉しくてこっそり泣いたっつの。泣かすなよ。


誰も、あの日と同じ場所にはいないんだよなあと思う。
どの歌も、今までと同じようには響かない。だけど今までと同じようにだいすきだ。



ちなみに、1年前を思い出しているとはいっても、感傷に浸っているわけではありません。
ただ、「待っているんだよアピール」でプレッシャーをかけているだけw

いくら上手くなったって言われても聴けなきゃ意味ないべや!
余計に聴きたくなってうがあああああああってなるだけじゃねえか…orz

……と、このブログが公開ラブレターになってるっつーことを利用してw



サッカーと違ってさ、音楽には物理的な選手生命なんてないと思うわけで。
好きなうちはいつまでもしがみついていて欲しいと思う。
ファンの愚かなエゴイズムです。
ほんとは、幸せにいてくれればなんでもいいんです、とも思うけれど。
だけど、やっぱりできることならまたあの音で私も幸せになりたい。




なんつーのかな。高校生の私がかっこいい、と思ったバンドの中の人で、

ブランクはあるけれど、やっぱり凄く凄く憧れてたわけでさ。

私が愛してやまない音をかき鳴らすキラキラしたステージの奥にいてさ。

夏にひたちなかで再会してからは、神様みたいな存在だったんです。

どんだけ好きかなんて、ここでうんざりするほど書いているけれど。



たとえるなら何だろう。

B'zの「Everlasting」とか、Jackson vibeの「Walkin' Monn」とかかな。上手くたとえられないし、説明できん。


「同じ夜を僕らは行く」


願わくば、いつまでもそんな感じで。

これが何かなんて定義できなくて。恋じゃないし憧れだけじゃないし

そもそも憧れなんて破壊されつくして荒野です、今w

根底にあるのは愛情だから、きっとなんでもいいんだろう。



365日前、同じステージに立った秦くんの「僕らをつなぐもの」を、今でも鮮明に思い出せる。

縁なんて不確かなもの信じるのは難しいけれど、

「この地球を包むけしてやまない歌」がある限りはきっとね。



2007/12/05

2007年12月5日

「山手線の車内で泣いた日」から丁度1年。
公開ラブレターと化しているこのブログですが
先日、ついに最後の砦もだだ漏れになってしまったのでw
読み手を考えずにこのエントリをアプすることにします。
今日は自己満足ブログ、ね。


下北で交わした約束が果たされてから半年以上が経って、
新しい会社で少しずつ結果を出せるようになってきて、
不満たらたらだったジャクソンのライブも見違えるほど良くなって。
レポは相変わらずだだ漏れで、時々つっこまれたりとかして。
そんな感じで、変わらずに私はジャクソンのファンで、ライブに行っていて。
それで、冬が来た。



「もしも佐藤さんがやめたら、ジャクソンのファンやめる?」


唐突に投げかけられた質問。


「ライブがつまらなくなって、音楽を好きじゃなくなったらファン辞めます」


誰がメンバーでも変わらないと私は言った。
我ながらきっぱりと言い切ったものだと思う。



っつか、言葉よりも何よりも、この1年で観たライブの本数が答えなんだよな。
福岡高知大阪東京仙台、て。日本中で観てるんすよ。



引きずってるわけでも、感傷に浸るわけでもなく、
今のJackson vibeが好きだ。横ちんの笑顔込みでだいすきだ(笑
過去の音だって、好きなままだ。それを忘れる必要はないだろう。
「未来少年」で泣いたのは、「ランナーズ・ハイ」と同じ理由だ。
大好きな曲だからだ。
それは決してもうそこにいない人への感傷じゃない。
そこにいない人への愛情は、ライブハウスには持ち込まなかった。


1年前と同じ場所にはいないと思う。
同じようにジャクソンを好きだけれど、
それは前に進みながら愛情が継続しているってことであって、
過去にしがみついているわけじゃない。


ちゃんと言葉にするのに1年かかって、しかもブログで補足してるようじゃ
まだまだなんだとは思うけどさ。でもこれが正式回答ってことで。


どれだけ凄いドラマーを知っても、一番好きな音は変わらない。
それはそれで待ってる。気は長い方なんだ。


「上手くなった」と言っていたように、私も「聴こえるようになった」と思うんだよ。
左の指は動かないし、上手く力は抜けないんだけれど
ドラムやってごらん、って、差し出されたスティックで、ぽこぽこ叩いてるから。