2010/12/19

無音の響く空

幸せな夜だったのだろう、と思う。たぶん、というかきっと、というかもう絶対、それはもうほんとに。




いつか、その時は絶対にその場にいるんだ、と

初めて観たときの30分でそう思って、ずっとずっとそう思っていたけどそれは叶わなくて。


今日の自分にできたことは、遠く、祈ることと願うこと、

それから一番の親友を全力で祝って泣かせて笑わせることだけでした。


緊張のあまり声の震えたスピーチで親友の両親を泣かし、

全力で唄いあげた「A WHOLE NEW WORLD」で多分誰かを喜ばせた。

私の今日は、特別で、幸せないちにちでした。


遠く離れた街で。

たぶんね、たぶん。

彼等も、彼等に関わる人も、彼等を好きだというひとも、皆そうだと思うんだ。

きっと、幸せな夜なんだと。




届くかな。届いたかな。

すべてのひとはおもえないけど。



いつか聴けるといいな。

どこかで奇跡おきないかな。



2010/11/15

FUZZY Quartet Row@新宿Marble

・My Clocks(新曲)
静かな曲。ドラマチックに盛り上がるとか、そういうこともなく。
音は鳴り続けてるのに、静謐、という言葉を使いたくなるくらい静かで深い。
Marbleの空気、一瞬で変わった。透明な青、ファジカルの色だと思う。

・アマノジャク
静謐かーらーの、激情。
やっぱこのドラムなんだよ。緻密で的確。
だけど機械じゃなくて血の通った音。唄うドラム。
「ちょっと叩く感じ変わったでしょ」
と潤一くんが言う通り、今までより爆音モードで。
パワープレイになったのかな。いい意味で力入ってる。

・F-メモリー
「アマノジャク」からさらに加速するこれ。
たけのりくんのベースの鳴りが素晴らしい。
間奏のギターを聴いて鳥肌立ちました。
君の曲だということを改めて。
新木くんが伸び伸び唄ってて今日はいいなあ。

・冬の合図(新曲)
静かな1コーラスから、楽器が入ったところ。
あの瞬間に、物凄く皆が大きく、遠く見えた。
まるで野音とか、そんな広い場所で聴いているような錯覚。
奥行きのある曲、心臓を抉るような唄、唄のために唄う楽器。
すげえなあ、と目が離せなかった。

・鼓動の唄
ラストはこれ。
最後に向けての盛り上がりが凄い。
4人のベクトルが同じで、同じ世界で唄ってた。




今年観た全てのライブの中でベストアクトだったかも。
とにかくよかった。小さなハコじゃ収まらない大きなライブだった。
3年間観てきて初めて手が届かない遠くにいるような錯覚をしたよ。

2010/11/14

FUZZY Quartet Row@府中Flight

・アマノジャク
・F-メモリー
・新曲その1
・Right Answer
・鼓動の唄



まさかのドラムがサポートの人、という。
出てきた瞬間「メガネ違い」と思った俺様。アナザーメガネでした。

1曲目、「アマノジャク」だけはリズムブレてきつかった。
サビで走り、次の展開で落ち着く、みたいな。
千尋くんが何度もドラムの人見てたけど、たけのりくんにその余裕はなかったかな。
ちょっとふわっふわしてたなー。ティヒロくん自身も言ってたけど。
とはいえ、そこから先は特に気になることもなく。
じゅんいちくんよりパワープレイで、ファジカル爆走って感じで
これはこれで新鮮で面白かったです。
新木くんの集中力も高かった。笑いも取ったけどwあれだけ入り込んでるのは凄い。
ステージでブレなくなったねー。

2010/09/22

FUZZY Quartet Row@渋谷DESEO

コアントローが飲める夢の箱、それがDESEO。アマレットもあるでよ。



■アマノジャク
DESEOの音作り失敗か?と思わせるようなぼやけっぷりに焦る。
音がバラバラでぼやけてしまってるような感じ。
ボーカルまでくぐもって聴こえて、
うぐぐぐと思っていたら後半少し持ち直したかな?

■F-メモリー
音が大分クリアになった。ちゃんとまとまりも出てきたし。
新木くんとちひろくんがノッリノリでギター弾いてました。
たけのりくんのベースもブレなくなったなー。
ドラムは相変わらず鬼ですよ。上手すぎ。

■Right Answer
自虐MCかーらーの、これ。
新木くんは自分たちのことを「暗い」というのはやめなさいw
たけのりくんのベースが凄まじく良かった、これ。
唄は少しふわふわしてたかな?

■涙の価値
この曲進化したなー。イントロからもうやばいです。
起承転結っつか、1曲がきちんと物語になっていて
抑揚が凄くついてるというか。
音のメリハリもそうなんだけど、鳴らしてる皆の意識というか
感情ぶつけるところと抑えるところと、
そういう気持ちの流れみたいなのがきちんと共有されていて
楽曲として凄くまとまりがあって。
この曲を聴いて一発で魅了される人もいるんじゃないかなってくらい
ライブで映える曲になった。

■鼓動の唄
ある種の放心状態の中で聴こえてきたのは新木くんの唄で、
たけのりくんの柔らかいベースで、潤一くんの鬼ドラムで、
それからちひろくんのギター。
才能が枯れないというか、なんつーか。
一つ作品を世界に出すごとに、
必ず何かひとつターニングポイントになるような曲を彼らは作っていて。
それはライブのクオリティの向上もそうなんだけれど、
確実にファジカルが前に進んでいることの表れだなと。
居心地悪そうだった昔のステージが嘘みたいだよ。
堂々とそこにいて、圧倒的な存在感で、すげえです。4人とも。



2010/09/17

FUZZY Quartet Row@Heaven&#39&#59;s Rock熊谷

■アマノジャク
調子いい!ベースの音いい!ギターキレッキレ!ドラム鬼!
そして何よりボーカル飛ばしてるなー!
フェイク混ぜたり新木くんがステージで遊ぶようになってから
ライブの出来不出来の波が小さくなったように思う。

■F-メモリー
ギター独壇場きたこれ!
アドリブ混ぜちゃって気持ち良さそう。
ベースの音、完全にハマったなー。
エフェクター使わないでこのままでもいいと思うんだけど
たけのりくんはまだちょいと音づくり考え中とのこと。
それにしても相変わらずドラム鬼だなwキメひとつも外さねえww

■Right Answer
一つの曲の中で緩急をつけるのが凄く上手くなったと改めて実感したのがこの曲。
静と動とか、タメのあとの爆発力とか、凄い。
新木くんの呼吸に楽器3人が完璧に合わせてるのが何気に凄い。

■涙の価値
鳥肌立った。なんじゃこれー!
イントロのアレンジでもう涙出そうになる。
胸をぎゅうっと押しつぶされそうになる感覚。
たけのりくんのベース、千葉より良く鳴ってました。

■君のその先に
「涙の価値」かーらーのー、これ。
どう見ても全員ばててます。そりゃ死ぬだろw
イントロの時点で明らかにちひろくんがばててて笑ったw
新木くんの喉も3連ちゃん2日目だしラストだから少し厳しそうか。
それでも出し惜しみせず最後まで全力。崩れずにやりきった。
アウトロのじゅんいちくんのドラムは鬼です。
彼のミスの少なさがファジカルの安定感だろうなー。外さねえもん。



このツアー、とにかく4人とも楽しそうで。
なんというか、オトコノコだなあと思うわけですw
きらっきらしてます。変な気負いもなく、ただ音楽がステージに在って。
ツアー総括は水曜の渋谷の後にするけど、とにかくいい。

それから、ジンのアンコールで新木くんが飛び入り。

■お天気雨
はじめてジンのライブを観た時、3年前かな多分。
ひぃたんのMCの後にこの曲が始まったことを覚えている。
それから幾度か彼等のライブを観る機会があって、
その時の多くでこの曲をやっていたけど、なんか聴く度に気に入って。
んで、ツインボーカルで演ったんだけど。
圧巻だった。アンコール、お遊びに近い企画なのになんじゃこりゃ、と。
ひぃたんも、新木くんも、声という特別な楽器を持っている人で
彼等の唄には独特の存在感とか力があるわけだけど、
それが相乗効果でそりゃもうとんでもない唄が。
いつかガチコラボして欲しいってくらい素敵だった。
ジンも凄いな。枯れないな。4人ともめっさ上手くて貫禄ある。


ものすごい押してたせいでバテバテだったんだが、全部吹っ飛ぶくらい
いいライブを観ました。ありがとう、ジン。そしてファジカル。

2010/09/15

FUZZY Quartet Row@横浜F.A.D

・アマノジャク
・F-メモリー
・My Heart Form
・インターセクション
・鼓動の唄



千葉より少しリラックスした感じで、歌詞の間違いもなかった。
「アマノジャク」から「F-メモリー」へ繋ぐ流れが神がかってたな―。
やっぱりちひろくんのギターは素晴らしいです。

新木くんの唄も冴えてる。「My Heart Form」とか本当にヤバかった。
CDで聴くよりずっとずっと凄い。
ライブは、音の温度が伝わるからCDじゃない魅力があって、
そしてその部分においてファジカルは本当に素晴らしい。
心の在り様がそのまま音に紡がれてしまうちおいうことは、ある意味とても不安定だということだけれど
ライブを重ねて経験知増やして単純に上手くなったことで
出来不出来の幅がとても小さくなったと思う。
��特に新木くんは調子の波が非常にわかりやすかった、今まで)

そして、何よりも4人とも楽しそうというか変な気負いがなく伸び伸び鳴らしてるのがよかった。
ちひろくんは「ジンと楽屋ではしゃぎすぎてライブの入りが難しかった」
と言ってたけどwイントロから君のギターはテンションMAXでしたよ、とw

横浜という町は自分が生まれ育った場所で。
F.A.Dから歩いて行けるところに一番最初の職場もあって。
F.A.Dはとても思い入れのハコだったりする。
初めてノーリグのゲンタさんと話したのも多分ここ。「Allegro」の製作真っ最中で
「楽しみにしてていいよ」って言ってくれたのをまだ覚えてます。
SNAIL RAMPで、対バンのボーカルさんのダイブを送ったり、増子兄ぃに手を踏まれたのもここw
tickもFAT PROPもここで観て笑って泣いて。
そんなふうに自分にとって、少しだけ特別な場所にファジカルの音楽が響いていくのを観ることは
とても幸せなことなんじゃないかなとなんとなく思えた。


ちなみにライブの後のちひろくんの一発芸「ムエタイ」だけは絶対にないと思いました。
あれだ。合コンの場を目一杯盛り上げて、それで颯爽と一人で帰るタイプだwww
それからジンのドラムさんと少し話せて握手してもらって至福になりました。
ジンのドラムはめさめさ気持ちよいのだ。カウント4つで唄えるのだ。



2010/09/13

FUZZY Quartet Row@千葉LOOK

前回のツアーとか、むしろその前の新木くんソロのレポすら格納してないですが

ジンとのプチツアーが始まってるというかもうジンとのツアーは終わってしまったので

とりあえず今ある分だけ慌てて格納w



■Right Answer
ツアー一本目は、皆比較的硬いんだけど
この前のツアーからそういう余計な緊張も取れ。
新木くんの声はよく伸びる。
演奏も、ああ力付いたなーとなんか急にそんなことを思った。
いや、元々凄く上手いんだけど。

■アマノジャク
やっぱりこの曲かっこいい。
昨日は立ち位置の関係もあって低音が良く聴こえたんだけど
ベース気持ち良かった―!ドラムは言わずもがな、鬼。
それから、なんかすごく千尋くんがかっこいい。
いい意味でギターが荒い。聴いてる人を熱くする音。
緻密な音出すだけじゃないっつか、幅広いんだな、彼の音は。

■F-メモリー
アマノジャクの勢いそのままに。
っつかたけのりくん本当にベース鳴るようになったね。
去年の秋はこの曲に苦しんでたけど、信じられんわ。
指弾きでも十分強い音が鳴ってます。
潤一くんと一緒にしっかり支えてるね!

■涙の価値
この曲ってこんなに激しかったっけ、てくらいの激情。
新木くんの唄が本当に凄く研ぎ澄まされてきているんだけど、
昨日は演奏が全く負けてなかった。相乗効果みたいに
どんどん盛り上がっていって、爆発するみたいな。
ここ最近で一番良かったかも。

■鼓動の唄
歌詞間違えてぐっだぐだだった割に崩れずによく踏ん張ったな。
後ろ3人は動揺することもなく鳴らしてたし、
歌詞がぐだぐだでも新木くんの唄がぐだぐだになることは無かった。
よく踏ん張ったなーと思う。
昔だったら確実に引きずっていい歌唄えてなかったと思うもん。
強くなったね。



新木くんが珍しく歌詞を間違えまくり。
初のU-st配信で変なプレッシャー感じてたかな?
とはいえ、それで唄がだめになることはなかったし
ステージでの居住まいというか、
そこに立っていることに強さが見えるようになったなと。
あとね、楽器の3人のレベルアップがすげかったです。
観る度に上手くなったなーって思ってきたけれど
この前のツアーでは新木くんの唄がなんか化けて。
一人図抜けていたようにさえ思えていたんだけど、
昨日のライブは楽器が本当によく鳴っていて、
唄に負けてないというか相乗効果だった、文字通り。



2010/08/27

久々の更新

仕事忙しいなー、と思ってたら真夏になってた。なじぇ。
ライブもあまり行けずに、それでもファジカルのツアーは行けるだけ行って、
実はレコ発の沖縄も行っていたりwww
今回は伊計島で一人シュノーケリングをしたり、海も満喫。
会いたかった人に会えてうれしかったな。


っつーことで、ぼちぼちライブレポも落としていきますが、
ようやく明日から夏休み。

年に一度の贅沢with伴侶♪
こちらに行ってきます。モルディブー。



ここんとこ毎年同じリゾートなので、不安なことも特になし。
英語もそれなりに話せるし、念のため歯医者にも行ったし薬ももらってきたし。
会社帰りに本を何冊か買っていこう。

夏休み明けからまた修羅場なのでちょいとリフレッシュしてきます。
ELLIFESTに出張被るとかもうどんだけヒキが強いんだ、私……orz
某氏に会うのも去年の年末以来だし、遅刻はするけど楽しみです。
デモエイトもユニークスターも出番遅いといいな。


2010/04/11

新木正典@新宿Marble

Right Answer
ギターと唄だけでこんだけ抑揚つけられるのか、と。
最小限の音しか存在してない分、新木くんの唄の力がよくわかる。
Cメロから大サビに向けての盛り上がりは凄くよかった

インターセクション
1番はゆったりめで、2番からバンドアレンジに近い雰囲気で。
いつもなら間奏に入るところにCメロとして歌を追加。
��バンドでもやったっけ?このアレンジ)
ここ、凄く好きだ。なんか胸がぎゅっとなる。
大サビ、歌詞間違えてたけど気にならなかったよw

カントリーロード(カバー曲)
「耳をすませば」のテーマ曲のカバー。
ロック寄り、というかちょっと男臭くなった感じで
��原曲が澄んだ女性の声だから当然だがw)
このアレンジ好きだなあと思った。
元々好きというほどの曲でもなかったんだが、印象変わった。
切実で熱い唄だなあと。生々しく迫ってくるのがとてもよかった。

真昼の星空
これは比較的元のアレンジに近いかな。
バンドサウンドになる前に原曲を聴けたような雰囲気。
弾き語りのいいところって、その曲の源っつか
一番の土台を聴けるとこなんじゃないかな、と。
そして1番が終わったところで「この曲やりたかったんじゃなかった!」と
いきなりやめた新木くんの天然っぷりがはんぱねえw

晴れた暁に
唄の力だけでこれだけ圧倒されるっつーのは凄いわ。
これはちひろくんが書いた唄なんだけど、
新木くんがこういうふうに唄うと最初からイメージしてたんじゃないかって。
作ったときのイメージを、新木くんがそのまま形にしてくれたように見えた。
他の人が唄うところを全く想像できない曲になった。



新木くんはすごいうたうたいなんだなあと
改めて思い知ったライブでした。


2010/03/23

Jackson vibe@SHIBUYA O-West

はいどーも。セトリさんです。
セトリ暦も5年目を迎えたこの春。みなさんお元気ですか。
っつーことで下記、いつものやつとライブレポ的なもの


・24HDP
・感電スル
・アリシア
・夜をかけぬけろ
・朝焼けの旅路
・LIFE



サポートと正式メンバーとでは大きな違いがあるんだな、と改めて思ったライブでした。
要はバンドの核に踏み込めるかどうかなんだよね。
言われた音を出すだけならリズムマシンでいいもんな。
自分の音をバンドでどう活かすか。
自分がバンドをどう活かすか。
そういうことが「グルーヴ」っつーものに繋がるんだなと。

結局、サポートには100%のことしかできないんだよ。
��例外もあるがな。B'zとか、ほんとにあれは次元が違うと思う)
だから「ライブ」ならではの何が起きるかわからない感とか、
CDとは違う感覚とか、そういうものがなかなかでない。
自分が彼等のライブに対してジレンマを感じていたのはその部分だったんだな。

これまでの3年はなんだったんだい、と思うのはある意味当然で。
単にひとつピースがはまっただけの話なんだけど、
それによってジャクソンは素晴らしいライブバンドに戻った。
3人時代だってもちろん地力はあって、いいライブをしていたから
彼等のライブを絶賛する人は少なくなかったと思うけど、
それでも、自分の贔屓目抜きにしても4人の時に比べると
吹っ切ったライブって少なかったと思うし、
クオリティは決して高くはなかったと思う(むしろ酷いときさえもあった)
2枚のアルバム+ミニアルバムで、音楽の幅は広がったけれども、
ライブの出来という部分では完全に停滞していた3年間だと思いました。
漸くここからまた転がれるかな、と期待を込めて。

昨日の「LIFE」は本当にかっこよかった。
「夜をかけぬけろ」の大サビからアウトロにむかってのドラムとかたまらん。
ベースも最高すぎる。王様、あんたやっぱりこっちの水かw
だからこそ「アリシア」のギターにもっと艶が欲しいなあ。
ハシタニがんばれ。マジで頑張れ。
アッパー系のギターがよく鳴るようになってきたから、
頼むからミドルの曲をメトロノームどおりに弾かないでw
今のハシタニに必要なのは色気!

あと、さいたまのライブで思ったんだけど、
グロさんがフェイクとかアドリブをずいぶん入れるようになっていて。
そういうのも後ろの音を信頼してるとか、そういうことの表れなのかな、と。
ひらいさんありがとう、と心から。

2010/02/15

FUZZY Quartet Row@沖縄 Cyber-Box

代休を取って沖縄旅行を手配していたら、
最高のタイミングでライブが決まってくれました。
沖縄のバンドシーンって全然わからないから
対バンも全部しっかり見てきたよ。
自分が今まで行ったライブハウスの中で当然最南端。
cyberboxのZIMAはおいしかったw



■アマノジャク(新曲)
cyberboxは音が硬めなのかな、と
潤一くんのドラムを聴いてまず思った。
実際はスネアが壊れて代用品だったからだったんだがw
東京のライブよりも、いい意味で力が抜けていて堂々とした佇まい。
そしてやっぱりこのドラムアレンジは神だと思います。


■F-メモリー
レスポール、鳴りがいい!
ちひろくんもホームの沖縄は気持ちに余裕があるような気がする。
貫禄のプレイです。


■冬の記憶
唄いだし、ちょっと新木くんのピッチが狂った。
なのにすぐ立て直してくる。このあたりやっぱり巧いなー。
たけのりくんもリラックス。東京で聴いたときよりも
ベースが唄に寄り添ってて柔らかくて気持ちよかった。
唄えるようになったなあ。


■インターセクション
これ聴きたかった。沖縄で聴きたかった。
新木くんの声の調子がいいのか、フェイクも凄く気持ちいい。
あー、やっぱレベル違うなあと思いました。
その辺のインディーズバンドと演奏力が違う。
リラックスして楽しそうにしてるけど緻密だ。


■鼓動の唄(新曲)
少し長めのMCから入って、この曲。
さっきまでのハッピーな空間から一転。
張り詰めた空気を切り裂くように新木くんの唄。
ドラムの入りも分厚くて重くて気持ちいい。
東京で何度もライブやったからか、完成度が増してるんだと思う。
��音源聴いてないからわからんが)
バラードの抑揚のつけ方が昔に比べて本当に巧くなった。
前から上手いと思ってたけど、タメるとこと爆発するとこの差が。
4人とも同じ意識で唄ってるからかな。ドラマチックです、ほんとに。




なんつーか、貫禄というか圧巻というか。
沖縄のシーンの最前線にいるのがファジカルだったのね、と。
東京でのライブって、絶対に負けてないのに
「やらせていただいてます」感があってどこか控えめなのかも、と
沖縄のライブ観て思いました。
別にオラオラ系ってわけじゃないんだがw
ステージの上での堂々とした佇まいが、彼等が沖縄で積み重ねてきたものなんだなあと。


大阪で初めて見てから2年半。
いつか絶対沖縄で彼等のライブを観たいと思ってて。
今年は自分の節目の年なので(大台ですってよ、奥さん!)
3rdのレコ発とか行ってやろうとか思ってたんだけど
いいタイミングでライブ決まってくれました。


2007年から、か。
日本中を旅するようになって、日本中のライブハウスに行って。
その街で暮らして、その街で音楽を愛して、その街で鳴らしているバンドを沢山見ているけど
その、音の源っつか。
それを知ったらまた少しその音楽を好きになった気がした。

沖縄の音楽シーンは若さと青さと熱さ、という感じで。
��たまたまこの日の面子がそうだっただけかもしれんが))
だけど演奏はどのバンドもしっかりしてたなあ。
長丁場だったけど苦痛ではなかった。
東京周辺の下手なパンクバンドは見習った方がいいよ。
モッシュダイブ煽ってる暇があったら練習しろよ、とw

お客さんは友人から聞いたとおり若干控えめかも?
とはいえ楽しきゃ身体が揺れるのは全国共通。
楽しみ方は人それぞれなので物足りないとかは思わんかったよ。


とにかく、初沖縄ライブ。
すんげー楽しかったです。またいつか!



2010/01/27

ライブ参加記録2009

何杯飲んだ、ジンバック。
��カウントするとえらいことになるので流し読みでお願いします)



1月8日 demoeight@下北沢SHELTER
1月10日 No Regret Life@名古屋アポロシアター
1月18日 tick@渋谷GAME
1月21日 FAT PROP@横浜FAD
1月22日 FAT PROP@高田馬場PHASE
1月23日 No Regret Life@渋谷O-West
1月25日 芥、MANGADRON@高円寺CLUB LINER

2月7日 L.E.D.@THUMBSUP
2月14日 秦基博、斉藤和義、salyu@ZEPP TOKYO
2月15日 ELLIOT.C@十三ファンダンゴ
2月21日 音速ライン@中野サンプラザ
2月22日 No Regret Life@下北沢251

3月6日 秦基博@日本武道館
3月8日 ROCK'A'TRENCH@池袋サンシャイン
3月11日 tick@club asia
3月15日 D.Wニコルズ@渋谷タワーレコード
3月20日 ROCK'A'TRENCH@青山カフェ246(公開生放送)
3月21日 ROCK'A'TRENCH@フジテレビ球体展望台
3月27日 L.E.D.@横浜THUMBS UP
3月29日 No Regret Life@O-Crest

4月6日 ELLIOT.C@渋谷
4月7日 ルミネよしもと
4月10日 FAT PROP@横浜F.A.D
4月11日 No Regret Life@新宿NINE SPICE
4月17日 ROCK'A'TRENCH@渋谷クアトロ
4月24日 No Regret Life@高円寺CLUB LINER

5月8日 雨降る夜@恵比寿エコー劇場
5月9日 FUZZY Quartet Row@新宿MARZ
5月10日 FUZZY Quartet Row@下北沢SHELTER
5月16日 No Regret Life@下北沢ERA
5月17日 FUZZY Quartet Row@新宿Marble
5月19日 FUZZY Quartet Row@西川口Hearts
5月24日 No Regret Life@渋谷O-Crest

6月3日 菊池の会@ルミネよしもと
6月6日 No Regret Life@横浜BAYSIS
6月7日 Jackson vibe、BAZRA@下北沢QUE
6月13日 モンスターエンジン@ルミネよしもと
6月16日 THEラブ人間@UFOCLUB
6月17日 AGEAGEプロジェクト@渋谷シアターD
6月23日 demoeight@池袋Adm
6月25日 野性爆弾@ルミネよしもと
6月26日 No Regret Life@福島2ndLine
6月27日 No Regret Life@神戸STAR CLUB

7月12日 秦基博@音霊SEA STADIO
7月17日 ELLIOT.C@渋谷O-West
7月20日 LIVE STAND@幕張メッセ
7月21日 No Regret Life@下北沢SHELTER
7月28日 音速ライン@新宿LOFT
7月28日 野性爆弾@ルミネよしもと

7月31日~8月2日 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2009

8月5日 ROCK'A'TRENCH@ラクーア(フリーライブ)
8月9日 No Regret Life@代官山UNIT
8月18日 AGEAGEプロジェクト@渋谷シアターD
8月21日 demoeight@横浜BAYSIS
8月22日 No Regret Life@下北沢251
8月31日 demoeight@高田馬場PHASE

9月5日 Jackson vibe@渋谷QUATTRO
9月7日 FUZZY Quartet Row@下北沢SHELTER
9月8日 FUZZY Quartet Row@渋谷O-Crest
9月10日 FUZZY Quartet Row@横浜BAYSIS
9月14日 FUZZY Quartet Row@新宿MARZ
9月15日 FUZZY Quartet Row@西川口Hearts
9月17日 No Regret Life@下北沢QUE
9月19日 FAT PROP@渋谷サイクロン
9月21日 FUZZY Quartet Row@新宿Marble
9月29日 野性爆弾@ルミネよしもと

10月3日 Jackson vibe@渋谷タワーレコード
10月3日 ELLIOT.C@稲毛K's Dream
10月5日 Lyu:Lyu@渋谷O-Crest
10月6日 雨降る夜@恵比寿エコー劇場
10月17日 フラワーカンパニーズ@日比谷野外音楽堂
10月22日 demoeight@池袋Adm
10月23日 No Regret Life@新宿紅布
10月24日 L.E.D.@代々木公園野外ステージ

11月5日 ROCK'A'TRENCH@赤坂BLITZ
11月13日 No Regret Life@新宿LOFT
11月23日 Jackson vibe@渋谷QUATTRO
11月24日 ELLIOT.C@稲毛K's Dream

12月4日 No Regret Life@下北沢GARAGE
12月6日 L.E.D.@下北沢ERA
12月7日 怒髪天@表参道FAB
12月10日 demoeight@池袋Adm
12月12日 フラカンピーズスピッツ@渋谷O-East
12月13日 No Regret Life@ヘブンズロックさいたま新都心
12月15日 AGEチャレライブ@渋谷シアターD
12月18日 No Regret Life@下北沢BASEMENT BAR
12月20日 M-1グランプリ敗者復活戦@大井競馬場
12月27日 ELLIOT.C@横浜BAYSIS

12月28日~29日 COUNTCOWN JAPAN FESTIVAL 2009-10 



コメントもいっそ書き辛いw
ちなみにこれ以外にもサッカーと野球も観に行ってます。
L.E.D.が沢山観れた、奇跡の年でした。
今年も素晴らしい音楽にたくさん出会えますように。


2010/01/26

ライブレポアーカイブ

PCを漁っていたら、掲載してない書きっぱなしのレポがあったので今更掲載。



2008年8月24日(日) FUZZY Quartet Row@渋谷LUSH のレポです。

当時はベースのたけのりくんがまだサポートで、関東ではこのツアーでお披露目でした。




・真昼の星空
この曲はじまりって珍しいな。前のツアーではラストに聴いた気が。
潤一くんのドラムの音が、前と少し違う?
重さが増して、でもひとつひとつ粒だってより聞こえるようになった。
田盛さんが抜けてのサポベース。
「ファジカルの音」を慣らすためにすごく丁寧だ。

・F・メモリー
ライブ用にアレンジされたイントロからあのフレーズへ。
前に聴いた時よりも音が分厚くなってる。迫力が増した。
新木くんの歌も(今日は少し高音きつそうだったけど)
ほんとに熱くて生々しくてかっこいい!

・新曲(タイトル不明)
千尋くんのギターフレーズがとても印象的なイントロからはじまって、
サビに向けてどんどん加速していく。
こういう盛り上がりとか、緩急をつけるのとかを
ファジカルはちゃんとメンバー全員合ってるからすごいんだ。
楽器全部歌ってる。

・幸福論
ライブで聴いたの初めて。
新木くんの歌に聞き惚れて、そして間奏。
「1.2!」ってちいさく聞こえた新木くんのカウントに合わせて
音が爆発した。空気が震えて圧倒されて息するの忘れた。
やっぱこのバンドすげえわ。一瞬で飲み込む握力を持ってる。
っつか、このドラムほんとにすげかった。

・涙の価値
最後はこれ。ちゃんと一番高いキーまで歌いきった。
千尋くんがどこか嬉しそうで、ちょっと大変そうで、でも歌ってて。
いいギターだなあ、としみじみ思う。
そしてBメロの潤一くんのドラムが神。
新木くんと同じように歌ってる、ドラム。
最後まできっちりとやりきって、ライブ終了。
途切れない緊張感はさすがでした。



若さも勢いも荒削りさも青さもあるけど、
どこか大人びて成熟した音を鳴らすバンドです。
でも若いから伸びしろは山ほどあって、事実ドラムはほんとによくなってた。
「フォーム変えたからね!」って潤一くん言ってたけど、
確かに音色が変わりました。少し重くなった。
でも柔らかくてあったかいのは変わってないな。だいすきよ。
タモリさんいなくなって、サポベース大丈夫かと思ったんだけど。

メタル系ギタリストを指弾きベーシストに転向させてました。

いくら友人でもすごすぎwファジカル無茶すぎw
でも、ぶっちゃけ素人な分、素直だからファジカルに合った音を
丁寧に鳴らしてた。潤一くんとの相性も良かったし、ほんとよかったよ!



2010/01/24

FUZZY Quartet Row@新宿Marble

相変わらずMarbleは奇跡が起きるハコだな。!



・アマノジャク(新曲)
ラストだし、変な力は入ってないけど気合い入ってるな、と。
今までで一番力強いと思いました。
じゅんいちくんのドラムがどんどん完成度が増してクリアになってきた。


・F-メモリー
彼等に出会ってからライブを見続けている中で、この日の「F-メモリー」が一番すごかった。
演奏はちょっと粗かったんだけど、ライブ感っていうのかな。
熱とか、気持ちの強さだったりとか、そういうものを孕んだ音で、
本当に気持ちで鳴らしてる音だった。今日この瞬間にしか鳴らないような。
ちひろくんのギターソロは圧巻だったし、たけのりくんも本当によく唄ってるベースだった。
O-Crestでじゅんいちくんと話してたけど、言っていたところに
すこし近づけたんじゃないかな。そんな気がしました。


・晴れた暁に
セットリストを急遽その場で変えて始まった「晴れた暁に」。
3人の狼狽っぷりに珍しいもの見れた!なんてw
1番の途中まで素晴らしくぎこちなくて、ある意味貴重でした。
ただ、しっかり立て直してくるのはさすがだし、

何よりも、今これを唄おうと決めた新木くんの気持ちはすごく強くて。
それは3人にもちゃんと伝染してすごく生々しい歌になってた。


・インターセクション
がらっと変えて、ハッピーな歌を。
4人ともリラックスして、ツアーファイナルを楽しんでるようでした。
たけのりくんのベースが9月のツアーよりもずっと跳ねるようになってて、
こっちもすごく気持ちよく身体を揺らせます。


・鼓動の唄(新曲)
聴く度に好きになる曲。
新木くんの唄から始まって、どんどん盛り上がっていく。
楽器全部がちゃんと歌に寄り添おうとしていて、
すごくいいバランスで鳴っていました。


―encore―


・君のその先に
今回も同期なし、かな?
音に隙間ができて、その分一つひとつの楽器が立ってて、
このアレンジも好きだなあと(基本全肯定w)
オーラスなので、出し惜しみせずに全力疾走。
4人とも本当に楽しそうだった。
ファジカルらしさとライブならではの生々しさ、両方出せたんじゃないかな。
じゅんいちくんのドラムがかっこよすぎです。



東京で4本。仕事のスケジュール的に代々木以外は観れないと思ってたけど
フタを開けてみれば制覇してました。私は馬鹿か。

レコーディングを超えたから、わかりやすいくらいに皆成長していて。
とくにリズム隊は本当にしっかりしたから、
フロント二人がやりやすくなったんじゃないかな。もっと自由にできるようになったというか。
「こうしなきゃいけない」「こう鳴らさなきゃいけない」っていう緻密さが少し薄れて、
「今日、ここでしか鳴らない音」を鳴らすことを楽しむ余裕がでてきたと思います。
次に東京に来てくれるのは、レコ発ツアー。すごくすごく楽しみだ!









ここから先は、書こうかどうか凄く迷っていたこと。
ただ、ライブレポを探していたらこの件について触れている方もいらっしゃったし、
あの場に実際にいて何かを思った人は少なくないと思います。
言葉にするのが難しいんだけれど、自分なりの考えと、思ったことを書かせてください。
長くなってしまいそうなので読み飛ばし推奨で。
1月22日の新宿Marbleで何かを思った人に伝わればいいなと思って書きます。



FUZZY Quartet rowの前に演奏したバンド、Over The Dogs。
そのボーカルさんが、MCでこんなことを言いました。


「色々なバンドが愛について歌ってるけど、全部嘘だから信じないでください」


こんなもんはね。
カウンター気取りたい厨二病バンドマンなら珍しくない発言だし
��あ、別にOver The Dogsが厨二病ってことではないです)
客だって誰だって聞き流せる程度のものなんだと思う。
だけど、その言葉にどうしても我慢できなくなったのが、ファジカルの新木くんだった。


MCで、どうしても引っかかってるからひとつだけ、と。
「ステージの上で話す言葉には影響力があって、責任があるのもわかってるけど」
そう前置きして、言葉を選びながらだけどどうしても我慢できなかったみたいで。


「俺は愛ってあると思う。PEACEWAVEが彼女のこと想って唄ったりとかだってそうだし、
 それを信じるのも疑うのも自分次第だけど、だけど愛って在ると思う」


僕らなりの愛を唄います、と言って突然始まったのが「晴れた暁に」で。
セットリストと違う曲をいきなり演ることになった3人の狼狽っぷりは前述の通り。
そして、また普通にライブは終わりまで進んでいったんだけど。


全否定に対する反論。
乱暴な言葉を使えば、どっちも馬鹿だと思いました。


Over The Dogsのボーカルが言ったことは間違いじゃないかもしれない。
だけどさ。それはステージの上で言うべきじゃないんだよ。
同じバンドマンの立場で立ってるステージの上で言う言葉じゃないんだ。
そもそも自分が唄ってるのだってラブソングだったじゃねえか。
「星に何万回」だって「みぎてひだりて」だって「あの娘が聴けるように」だってそうでしょ。
愛って言葉の意味は広いんだぜ。

ステージの上は戦いの場だけど他人を貶める場じゃねえんだよ。
目の前で自分と対峙してる客に、どれだけ爪痕残せるか。そういう戦いなんだよ。
それがわかってなかったOver The Dogsのボーカルは馬鹿だ。嫌いじゃないけど。
そして我慢できなかった新木くんもプロとしてはだめなんだ。
流さなかったから拗れて、聞き流してた客にまで何かを思わせてしまったと思う。
実際、私自身も新木くんが言葉を紡がなかったら
「よくある厨二病バンドマンの戯言」としか思わなかったしきっと今頃忘れてる。


新木くんは別に喧嘩売ったわけじゃないし、
Over The Dogsのボーカルの恒吉くんも別に全てのバンドに喧嘩売ったつもりもないと思う。
だけど、実際に決してプラスなだけでない気持ちを

あの場にいたお客さんたちに与えてしまった二人は、だめだったと思う。
客は、音楽を聴きに来てるんだ。好きだから音楽を聴きに来てるんだ。悲しくなりたいわけじゃない。



だけどね。やったことはアホだったけど、どっちの言い分も間違ってないと思ったよ。
そして、その上で私は幸せになれる方を選ぶ。


「晴れた暁に」は確かに愛だった。



FUZZY Quartet Row@渋谷O-Crest

・アマノジャク(新曲)
O-Crestの音はいつもとてもクリアで、ひとつひとつの楽器が立ちます。
今日はなんとなく硬質なイメージ。
間奏のじゅんいちくんのドラム、やっぱりかっこいいです。

・F-メモリー
ライブ用のイントロアレンジがどんどんハマってきた。
ライブの中で遊ぶ余裕が出てきたな!

・冬の記憶
今日のたけのりくんはよかったです。
ちひろくんのレスポールも、代々木や西川口よりも柔らかかった。
かなり馴染んできたなあ。
この曲とか、もちろん他の曲でもそうなんだけど
新木くんは高いキーだけでなく中低音の柔らかさが魅力。
高いところばかり声を張って、低音が弱いボーカルって多いけど、
新木くんはしっかり歌いきってくれるから好きです。

・インターセクション
イントロがはじまって、メンバーが笑顔になったときにちょっとだけ泣けた。
みんなが歌ってるのがすごくいいなあ、と。
最近のライブは毎回演ってる曲だけど、どんどん気持ちよくなってく。
クリックだけで計れないリズムっつかグルーヴっつか。そういうのが。

・君のその先に
新木くんがサビのメロディー少し変えて唄ったりとか、
そういうところからも余裕が感じられます。
そしてこの曲のレスポールは神。 いいな!レスポール!さすがちひろくんを呼んだだけのことはあるw
たけのりくんのベースもよく鳴っていて、じゅんいちくんと一緒にがっつり核となってる。



2010/01/19

FUZZY Quartet Row@代々木Labo

ブログの寝顔写真に不意打ち的にときめいてしまったのは内緒だぜ!




・アマノジャク(新曲)
あ、今日は調子よさそうだな、と。
やっぱり一本目より二本目、と硬さが取れて良くなってく。
間奏のドラムは神がかってます。
全部の音がすげえ鳴ってる。

・F-メモリー
新曲からのつなぎもばっちり。
間奏で、新木くんとちひろくんが背中合わせで弾いてるのが本当にかっこよかった。
人に見せるプレイもできるようになったんだなあ、と。
たけのりくんもちゃんと乗れてるし。
ちひろくんのレスポールは、本人も言っている通りアッパー系の曲だと
素晴らしく鳴ってくれます。ストラトよりも響く気がする。ストラトも大好きだけど。

・冬の記憶
この曲だけ、どうしてもちょっとたけのりくんが硬いw
新木くんの唄が凄いから、唄に寄り添おうと丁寧に弾いてるからなんだけど、
もっと一緒に歌えるようになるといいなあと思います。
じゅんいちくんのドラムが凄く静かなのにしっかりと音の芯を作っていて、
ああ、化けたなあって。頭ひとつ抜けたなあって思いました。

・インターセクション
がらっと空気が変わってハッピーに。
ずいぶんとドラマチックなバンドになったと思います。
1曲1曲、曲の持つ空気をちゃんと引き出せるようになって、引きずらなくなった。
自分たちでハコの雰囲気を作れるようになったし、
30分の中で緩急つけられるようになった。

・鼓動の歌(新曲)
サビに向けての盛り上がりがすごい。
新木くんは嘘のない歌を唄う人で、
心の機微も声に乗るんだなあと思いました。
これは唄のための曲です。
みんなが鳴らす音がちゃんと新木くんに寄り添ってた。




じゅんいちくんが化けました。なんじゃありゃ。
初めて観た時から上手いと思ってたけど、凄いです。
緩急のつけ方とかもそうだし、本当に唄うドラム。
文字通り、ファジカルのサウンドの芯だと思った。
圧倒的な存在感って感じだった、代々木。
堂々としてて、少しもぶれない。
惚れ直しました(毎回言ってる気がするんだが)


対バンのマサヒロくんという男の子の喋りが、
ものすごくエハラマサヒロでびっくりしました。
でもこれにときめく乙女はいっぱいいるんだろうな、と。
一生懸命で好感は持てました。
曲がドラゴンアッシュだったりギターまともに弾けてなかったり
唄があんまり上手くなかったりしたけれど、なんか嫌いじゃないです。

その後出てきたひらやまさんという人がめちゃめちゃ唄上手くて
ギターがよく鳴ってて話がすこぶる面白かったw
トリのTNGは「デブの演奏はガチ」を体現してくれました。

「おまえ肉と言う単語を出せばデブが喜ぶと思うなよ」
「友人の家で頼むピザくらいテンションあがる」
「すみません。どなたかドラマーの方はいらっしゃいませんか!」
「ドラマーって一人しかいねえよ!」(←野次
��アコースティックライブなのでバンドはファジカルとTNGのみでした)
「チューニングキーを貸してください!」

大爆笑でした。
あのひとまじでドラム上手かった!5弦ベースもよかった!
うたはよく聞き取れなかった!w


2010/01/17

FUZZY Quartet Row@西川口Hearts

気づけば1ヶ月半もの放置、失礼致しました。年末進行だったんだよ!年明けても修羅場だよ!

今年も拙ブログを宜しくお願い致します。



今年最初の音楽は、沖縄から来てくれた彼らでした。

レコーディングお疲れ様。4ヵ月ぶり!



・アマノジャク(新曲)
綺麗なイントロからの新曲。
疾走感があって、ファジカルらしいアッパーな曲。
や、これリズム隊が色気あって気持ちいいです。
ちひろくん、レスポールだ!

・F-メモリー
たけのりくん、指弾きのままです。
が、彼のベースがすごくよくなってます。鳴りがいいです。
ステージの上での振る舞いというか、身体揺らせるようになったし、
東京一発目のライブだけど大分リラックスしてるし。
プレイヤーとして余裕がでてきたのかな、と。
ベーシストになったなあと思います。
1年半前とはもう別人だな。

・鼓動の歌(新曲)
新木くんの唄から静かに始まって、盛り上がっていく。
この曲もすげえいいです。
「アマノジャク」はバンドの「音楽」、こっちはファジカルの「歌」って感じ。
新木くんの存在感がすごい。

・冬の記憶
これも歌ありきの曲。
レスポール、ちょいと弾きにくいんかな。ギターがいつもより固め。
じゅんいちくんのドラムはしっかり歌に寄り添ってます。
っつか、この4ヵ月で一番化けたのドラムだわ。

・インターセクション
ちひろくんのクラップは若干なよっとしててゲイゲイしいw
「冬の記憶」のしんみりした感じを、ドラムがリズム刻んで吹っ飛ばして、
イントロで完全に空気を変えてくる。
きっちり緩急をつけられるバンドになったなあ。
新木くんもさらーっと歌詞を変えたりとか、余裕があります。

・君のその先に
レスポール鳴る!うわーすげえギター気持ちいい!
ドラムも1曲の中ですごく緩急つけられるようになってるし、
たけのりくんも唄う余裕が出てきた。
新木くんの歌もすごく力強くて、これがファジカルだ!って。
叩きつけられてるような感じ。



レコーディング超えたからなんだろうな。
ライブ観る度にかっこよくなっているバンドなんだけど、 化けたなあ、と今回はほんとに思った。
東京一発目のライブっていつも結構緊張してるんだけど、
今回は比較的やりやすそうだったし。
新曲も若干の硬さはあったけどしっかりしてた。

2曲とも彼等らしくて、且つ、今までを超えたと思いました。

今のファジカルじゃないとやれない曲だと思うし、新木くんだから唄えると思った。



ライブの後、たけのりくんが「余裕が出てきました」と言ってましたw
確かにここ最近の一本目のライブでは一番よかったです。
9月のシェルターの君の硬さはハンパなかったぞw
あと、「F-メモリー」は指弾きで絶対いいと思うんだけど、だめなんか?
今の音だと柔らかすぎる?
ずいぶん鳴るようになってきたし、9月のO-Crestでも行けるって思ったし
西川口で聴いても違和感なかったけど……
もちょっと太さ必要かね。間奏とかかっこよかったけどなあ。