2007/06/09

Jackson vibe@渋谷クアトロ

いつものようにベース側に行こうと決めてた今回のライブ。
整理番号が素晴らしくよかったので、ベース真正面最前列という
『リバウンド王様ガン見席』をゲットしてしまったので、ライブの後、橋谷さんに


「ずっとベース観てたよね。俺が煽りに来たときも。うん。ずっと観てたよね。」


と指摘されるほどにベースとドラムばかりを観てました。
位置的にもベースラインがすげえよく聴こえる場所だったし
耳も目もおっかけちゃってしょうがなかったんです。
ごめんなさい。次はギターを見つめますw


っつーことで、こんばんは。リズム隊フェチのヒライナツメ@セトリの人です。
以下、渋谷ライブ全曲レポ。


・朝焼けの旅路
今までの手拍子→カウントではなく、インタールードからの曲イン。
このイントロがすげえかっこいいんだわ。
いい意味でも悪い意味でも荒い。『ライブ』って感じ。
CDには入れられない音だと思った。


・浪漫PEOPLE
畳み掛けるようにきたきた!
変則リズムをささえるごんぶとビート。ベースソロ最高。
PVで見切れてるのほんとにもったいないよ!w
このあたりからベースラインばっかり耳で追っかけるようになったので以後、レポが偏りますw


・桜
『浪漫PEOPLE』とは対照的な、シンプルなストロークが映えるリズム隊。
グロさんの力強い声に、胸が熱くなる。
「春に躓いた人の為に」っつって唄ってくれたのが、忘れもしない3月30日。
今年の東京初ライブで、私がクビ決定した日でw
あの日よりも力強く、逞しく響く。たった2ヶ月ちょっとでジャクソン、化けたなあ。


・案ずるな
高知のラストライブぶりーーーーー!
あの日、須川さんが「笑顔で音楽やりましょう」って言って始まった通り、今日も皆笑顔。
この力強い音と、疾走感がジャクソンの持ち味。
今は『疾走』っつーより『爆走』だと思うがなw
すごく『ラフ』だと思う。絶対CDには入らない音だけど、だからこそライブが楽しい。


・恋の作法
ここでこの曲?と客もびっくりしてるようだった。
んで、その驚きはすぐに『嬉しさ』に変わる。
キラキラのポップロック。ベースとドラムの厚みのおかげで
ただのポップスじゃなくて、思いっきりロック。大サビ前のフィルインが気持ちよくはまった!


・待ちぼうけ
一発目の唄いだし。グロさんのボーカリストとしての凄さっつか。
声の豊かさは天性のものだと思うけど、伸びがたまらん。
「Honey honey」っつー若干投げやりなwコーラスもよし。
ああ、でも須川さんいなくなってコーラス弱くなったよな、とそれは決定的に思う。
橋谷さんも佐藤さんも頑張ってるし、ハコの音響もあるかもしれないけど
だけど絶対コーラス弱くなってると思う。


・君に胸キュン
YMOのカバーを選んだのは誰だよ、と突っ込みたくなるw
でも、『ラブリー』といいこういうのジャクソン上手いんだよな。
歌謡曲らしさを消さず、でも古臭くなく面白いと単純に思う。
またグロさんの声が合うんだ、これが。


・Sunnyday sunday
自分で作った曲なんだから唄頑張れよw、ということで佐藤さんとグロさんの掛け合い。
佐藤さんの柔らかい声は好みだと思った。
割と淡々とした曲なのにベースラインはすごく唄ってていいな。
『自転車』といい、佐藤さんは淡々とした曲を作るイメージがあるんだけど
よく聴くとすげえドラマチックなんだよな。


・ピーター
こんなにぎこちないボーカルは観たことがない、と思ったのが福岡w
高知も、やっぱり東京も緊張してたのよくわかったけど
でもやっぱりずっとずっと良くなってたと思うし、このぎこちなさ含めて
ステージで成立させちゃう強引さっつか、強さが今のジャクソンにはあると思う。
ファンからしてみりゃ全然OKな完成度ですよ。贔屓目入ってるけどね。


・あなたの顔が見たい
「渋谷の顔が見たかったー!」というグロさんの言葉からイン。
これもまた淡々とした曲だけど、グロさんがすごくドラマチックに歌い上げる。
CDで聴いてるのと印象が変わりました。
「オーイエー」の投げやりコーラスもすてきw


・外は雨
ここでこの曲?パート2。跳ねるリズム。ベース最高に気持ちいい。身体が揺れる揺れる。
細かいのとかオータさん上手い、と思う。やっぱり。
そしてこの人は基本『走る人』だ。そのラフさが今のジャクソンの音を支えてる。


・ラブリー
オザケンファン歴12年を誇る俺様が一ミリも嫌悪感を抱かなかった最高のアレンジ。
何がいいかって、まず神ベース。とにかく気持ちいいグルーブ。
大サビ前のベースラインがジャズっぽいんだよね。そこで鳥肌。
こんなに飛ぶ『ラブリー』はないってくらい飛んで踊って息切れ。
高知も凄かったけど渋谷も爆発したねー。


・24hour dreaming people
疾走感のある曲はジャクソンの真骨頂。
アルバムのタイトルチューンの新曲。すげえ気持ちいい。
サビを皆で歌えるのも『LIVE SHOW』みたいな感じでいいね。
あの曲と違うのは、重さより速さを重視した感じの音だってことかな。
がしっとはまるブレイクが身体にクる。すげえ気持ちいい!


・バスにとびのれ
力強さが増して、荒々しくなった気がする。
フィルイン気持ちいい。突き上げる拳に力が入った。


・シャラララ
カウントからイン。ちょっと走った気がしたけど楽しい!
ライブ後半戦の爆発ナンバーのオンパレードに冷静に記憶する余裕もなく。
ギターソロ、よかった。今まで聴いた『シャラララ』の中で一番だったかもー?


・言わずとも
ジャクソンファン、発狂wもとい、大喜び。
ほんとに人気の曲なんだなあと実感。そして、忙しい中よく覚えてくれた、オータさんw
Bメロのドラムが気持ちいい。グロさんの声、少し辛そうだけど大丈夫!
最後までちゃんと持ちそうだ。


・さよならヒーロー
しみじみと、いい曲だなあと改めて噛み締めた。
シンプルだけど力強いリズム隊のグルーブと、
橋谷さんの丁寧なギターと、圧倒的なグロさんの声。
オータさんのドラム、抜けがいいのかな。
一音一音粒だって聴こえるっつか。『ラブリー』とかはもっと重かったのに
ここは少しライトに聴こえた気がした。
大サビ前のドラムソロは個人的には「もっと暴れろよオータさん」な感じだったがw
うん、あそこはもちょっと爆発した方が好きだな。
……あれ、直前に見たクハラカズユキさんが重すぎって話か?
��←キュウのバスドラは26インチだそうで。普通のバスドラは22インチだっけ。


・LIFE
この曲、本当に好きだ。初めて聴いたのは去年9月のnestで
その時はアコースティックアレンジだったんだけど。
ドラムがすごく好きで。唄ってるベースが好きで。
「ピカピカのレコード 溝がなきゃ 聴こえねえ」
の、グロさんの声の伸びがすごく気持ちよかった。少し苦しそうだったけど、伸びてた。
んで、そのあとのギターソロの音が綺麗でだいすき。
大サビ前、ドラムが細かく入って盛り上がってくのが、いつも鳥肌たつ。
「僕と君の違う情熱 僕と君を繋ぐ和音」
っつー歌詞がほんとに好き。泣きそうになる。去年の高知思い出したー!w


―アンコール―

・愛のうた
オータさんのカウントからどん!
ほんとに初期の曲なのに一ミリも色あせないなあ、とライブで聴く度に思う。
橋谷さんのギターソロ。こんなに壊れてるのにプレイはすげえ丁寧なんだよな。
それを凄いと思う。勢いで音外して「まあいいか♪」じゃねえもんな。


・Walk down a bridge
ラストはやっぱりこの曲で。
改めて、ジャクソン変わったなって思った。この曲聴いて、改めて。
なりふり構わず届けようとしてるのがわかる。
グロさんの最後のシャウトがそれを物語ってる。
思いっきり手を伸ばしてリスナーを鷲掴みにしようとしてる感じ。
心臓鷲掴みにされたと思った。だってもう好きでしょうがないんだもの。



凄かった。ほんとに『ライブ』じゃないと鳴らない音が鳴ってたと思った。
いい意味でも、悪い意味でもラフで、荒くて。
気になるとこもあるけど、だけどすごく楽しくていいライブだったし
結局もう自分は冷静に彼等を批評できないのかもしれない。
その音が愛しくてしょうがない。結局最後に『好き』って言葉でまとまってしまうんだ。



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