2005/10/23

RIJFをTVで観る

仕事から帰ってきて、お風呂はいってごはん食べて、録画していたM-ONのRIJF特集を観た。

いや、正確にはJackson vibeとマボロシだけ。せっちゃん観ようと思ったら同居人が三国無双やりだした。

孫策はカッコイイと思う。萌えだ。



人生が変わったあの8月7日はもう戻ってはこないけれど、記憶は確かに刻まれていて。

25年間で一番暑い日だったと今でもあの熱さは鮮やかに胸の奥に蘇る。

あの日の、あの瞬間に感じたものをまた感じたくて。

あの日の、あの瞬間に感じたものと違うものを感じたくて。

ちゃんと生きていようと思った。


ひとつ残らず生み出す音を聴きたいと思った。

好きなアーティストは沢山いるけれど、そんなのはマボロシとJackson vibeだけだ。

私が好きな他のどのアーティストも―例えば9年間欠かさずライブに行き続けてるB'zでさえも―

私は彼等の生み出す音楽が好きで、好きではない曲もあって、ライブが好きで……って

ちゃんと距離を存在させたうえで彼等を好きだと言っている。

彼等の音楽が好きなのであって、好みのベクトルがずれてしまったら聴かなくなるだけだと思ってる。

その距離感が、『好きなものを好き』だと言えるために必要なものであり

その距離感のおかげで私は曲単位で音楽を聴けるから無節操だし変なアンチにもならずにすんでる。

たとえばロキノン読者が敬遠してるオレンジレンジだっていい曲はアルバムに何曲かいつもあるし

大好きなゴスペラズでも、あまり聴かない曲は存在してる。

自分は割とニュートラルに音を聴く人間であり、『音楽好き』な自分としては

決して間違ってない音楽との向き合い方だと思ってる。先入観で損をすることがないから。

だけど。


前述の2組の発する音は、少なくとも現時点ではひとつも否定する事ができない。

信者とか言われてもしょうがない。

マボロシはサポメンの音源までコンプリする勢いだし

Jackson vibeに至っては彼等がかつて在籍したバンドを自分がリアルタイムで通ってた。

彼等が今生み出す音だけでなく、彼等が音楽と向き合ってきた全ての日々を肯定する。

全部が今に繋がってるんだから否定する理由もないけれど。


こういう風に、理性の欠片もなくどっぷり愛するのも悪くないかもしれない。

気に入らん曲が出てきたらまた変わると思うけれど、彼等の音楽の歴史をまるっと愛してます。



※一旦エントリ後に補足

音源ほぼコンプリのリプスライムヤーフミさんに対しても、私は同じように信者です。

リプスライムじゃなくてもヤーフミさんについていくだろうという予感があります。

早く戻ってきてくれ、ヤーフミ様。



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