先週末、ミクシ経由で一通のメールが届いた。
メールをくれた私よりもずっと若いその男の子は、ミクシで私を見つけて、
私が今も探していると思って、それで教えてくれたんだと思う。
とても丁寧な言葉で書かれたそのメールには、
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「いつかあんなかっこいいドラマーになりたい。」
と最後に一言書いてあった。
それを私が嬉しいと思うことはおかしいかもしれないけど、
だけどちょっと泣きそうになるくらい嬉しかった。
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あの音が血肉となって、また新しい音を誰かが放つ。
あの人の背中を見て、自分のレールを駆け出そうとしている子がいるのだ。
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私はただ、その音がどれほど心を揺さぶったか、
どれだけ自分を幸せにしたか、拙い言葉で書き散らすことしか出来ないけれど
その音を聴いて、自分の音を奏でようとしてる子がいて。
そうやって過去にパッケージされた音源だけではなく、今もその音が存在して、未来に繋がっていく。
まるでそう、「さよならヒーロー」の歌詞のように。?
彼を羨ましい、と思った。
自分はその、未来へ続く音の連鎖には関わることが出来ないから、それがちょっと悔しいのだ。
ちょっと悔しいんだけど、私ができることは、聴くことと、聴いて感じたものを拙い言葉で書くことしかない。
BPM80のエイトビートさえ満足に叩けないんだからしょうがない。
現在の目標がBPM160の「Misunderstanding」だなんて死んでも言えない。絶対内緒!
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あの人のドラムの音を受けて自分の音楽を鳴らす彼の音楽について
私の言葉で書いてみたいと思った。
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いつか、ライブを観に行くね。
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